十姉妹 種類 特徴 性格 寿命 色変わり 育て方 | インコやオウムの色々な事 + 川崎病 子供 blog

十姉妹

十姉妹(ジュウシマツ) 特徴 性格 飼い方は?

フィンチ

スズメ目カエデチョウ科キンパラ属

和名 十姉妹

原産地 十姉妹の原種となっているコシジロキンパラは東南アジア

全長 約12㎝

体重 約12~16g

平均寿命 約5~6年

十姉妹に野生種は存在しない!

十姉妹は、人の手によって作られた種類なので野生種は存在しません。

十姉妹のはっきりした歴史は分かっていませんが、300年位前に中国から日本に持ち込まれたコシジロキンパラが、十姉妹の原種と考えられています。

とても穏やかであまりケンカをしない

十姉妹は、とても穏やかで優しい性格をしています。

同じケージに複数の十姉妹を飼育しても、十姉妹同士でのケンカはほとんどありません。

このような性格から、十姉妹という名前がつけられました。

他の種類の鳥と複数で飼っている場合は、気が強い種類に攻撃される事はあっても、仕返しをする事はあまり無いです。

十姉妹は体が小さいので、複数で飼う場合は、他の鳥との相性を注意深く観察しましょう。

相性が良くない場合は、同時に放鳥しないようにしましょう。

飼育初心者でも飼いやすい

十姉妹は、とても穏やかで優しくて大人しい性格をしているので、十姉妹同士を複数で飼ってもあまりケンカをしません。

そして、体も小さく鳴き声も小さめです。

野生種は存在しない為、飛ぶ力も弱めです。

なので、飼育初心者でも飼いやすい種類になりますね!

繁殖も難しくない

十姉妹は、比較的体が丈夫で、子育てが苦手な他のフィンチの仮母としての歴史もあり、子育てがとても上手な種類です。

繁殖を考えている場合は、春か秋が良い季節です。

春や秋は、比較的気候が良く、親鳥の負担が少なくて済むので、健康的な雛が産まれやすくなります。

つぼ巣を準備して、親鳥の健康を維持するためにも、清潔で新鮮でバランスのとれたエサをいつも準備しておきましょう。

繁殖期は、栄養価の高いあわ玉と、健康的な卵を産むために、ボレー粉、カトルボーンをいつもより多めにあげましょう。

ペレットの場合は、十姉妹に合った繁殖期用の物をあげましょう。

無事に卵が孵った後も、親鳥と雛両方にしっかりと栄養が行き渡るように、あわ玉、ボレー粉、カトルボーン、ペレットの場合は、繁殖期用のペレットを続けてあげるようにしましょう。

繁殖期には、落ち着ける環境を整えてあげましょう。

十姉妹の近くでは、大きな声や物音を立てないようにして、ケージやかごを、むやみに移動させないようにしましょう。

繁殖が容易だからといって、春、秋以外の繁殖、近親での繁殖、高齢での繁殖など、安易な繁殖はさせないようにしましょう。

鳴き声の大きさ

十姉妹は、「プップッ」「ププピー」のような鳴き声で鳴きます。

鳴き声の大きさは小さめなので、防音対策は必要ないと思います。

ケージの大きさ

十姉妹が両方の羽を広げた時にぶつからない広さのケージが必要です。

十姉妹は、体が小さくて飛ぶ力も弱めです。

なので、ケージやかごの大きさも、他の種類の鳥より場所を取りません。

この点から言っても飼いやすい種類ですね!

十姉妹の食事

十姉妹はフィンチという種類になるので、フィンチ用のシードか、ペレットをあげます。

副食は、青菜、ボレー粉、カトルボーン、塩土などをあげましょう。

十姉妹 色変わり

十姉妹には、色変わりや芸もの(巻き毛)など、色々な種類がいます。

色変わり

シロジュウシマツ

ヨーロッパジュウシマツ

コブチジュウシマツ

ツキジュウシマツ

などです。

芸もの(巻き毛)

千代田 胸の辺りの羽が巻き上がっている。

梵天 頭の羽が巻き上がっている。

千代田梵天 胸と頭両方の羽が巻き上がっている。

中納言 首の羽が巻き上がっている。

大納言 頭、首、胸の羽が巻き上がっている。

キング 全身の羽が巻き上がっている。

十姉妹は、色変わりや芸ものの種類がとても豊富なんですね!

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