インコがあくびをする回数が多いときは病気のサイン?
インコは、人間と同じように、眠くなったときにあくびをします。
たまにあくびをする姿は、とても可愛くて、癒されてしまいますね。
眠そうにしているときに、たまにするあくびは、特に問題はないと思います。
ですが、1日に何回もあくびをしていたり、連続であくびをしているときは、眠くてあくびをしているわけではないかもしれません。
そのうの部分に、細菌や真菌(カビ)が溜まることで、そのう炎になり、あくびの回数が多くなる事があります。
気を付けて様子を見るようにしましょう。
雛の時期を過ぎているのにさし餌をあげている
雛の時期は、さし餌をあげていますよね!
そして産毛が無くなってきて、羽が生え揃ってきた頃から、乾いたエサを1人で食べられるように、練習をしていかなければなりません。
そして、乾いたエサを少しずつ食べられるようになってきたら、さし餌を少しずつ減らしていき、最後には、さし餌から、1人餌に完全に移行していきます。
この時期に、いつまでも湿ったさし餌をあげていると、そのうの部分に、細菌や真菌(カビ)が増えて、そのう炎になることがあります。
また、さし餌はその都度作って、鮮度の良い状態で雛にあげる必要があります。
ですが、さし餌を作り置きしてあげている場合は、さし餌の鮮度が悪くなります。
鮮度が良くない状態でさし餌をあげることで、細菌や真菌が増えて、そのう炎になることがあります。
人間の食べ物をあげる
インコに、人間用に味付けされた食べ物をあげるのは、塩分、糖分、脂肪分の取りすぎになるので、あげないようにしましょう。
また、味付けされていないから大丈夫だと思って、人間用のうどん、パン、パスタなどの麺類、ご飯などの粘着性のあるものをあげると、そのうの部分に溜まりやすくなり、細菌や真菌が増えて、そのう炎になることがあります。
味付けされていない食べ物でも、粘着性のある人間用の食べ物は、あげないようにしてください。
体力が落ちているとき
季節の変わり目や、真冬、1日の温度差が激しい時など、寒さが原因で体力が落ちることで、風邪を引いてしまったときや、ストレス、ビタミン、ミネラル不足などの、栄養バランスの悪さで体力が落ちているときにも、そのうに細菌や真菌(カビ)が増えやすくなり、あくびを頻繁にすることがあります。
食べ物が引っかかっている
普段食べ慣れない物を食べたり、初めて食べた物だと、上手く食べられなくて、喉の辺りに引っかかってしまうことで、頻繁にあくびをする場合があります。
この場合は、お水を飲ませたり、指先に水を付けて、1、2滴舐めてもらうことで、引っかかりが取れる場合があります。
引っかかっている物が取れない場合は、病院で診てもらいましょう。
あくび以外の症状
あくび以外に、なにか気になる症状があるようなら、病気の可能性があります。
- 嘔吐
- くちばしの回りや顔が汚れている
- 落ち着きがない
- そのうが膨らんで見える
- エサを食べない
- 黒い下痢が出る
- エサが消化されないでそのまま出てくる
- 羽を膨らませている
- 鼻水など風邪のような症状がある
ここに書いてある以外のことでも、気になることがあるようなら、インコが診れる病院で診てもらいましょう。