インコやオウムが風邪を引いているとき! | インコやオウムの色々な事 + 川崎病 子供 blog

インコやオウムが風邪を引いているとき!

インコやオウムが風邪を引いているとき!

インコやオウムは、普段口を閉じていて、鼻で呼吸をしています。

ですが、鼻が詰まって苦しいときは、口で呼吸をするようになります。

人間でも、風邪を引いて鼻が詰まる時は口で呼吸をしてしまったりしますよね!

もし、飼っているインコやオウムが鼻水を出していたり、くしゃみをしていたら、注意深く様子を見ましょう。

家でできる事は保温をすることです!

鼻水が固まって鼻の穴を塞いでる場合や、口を開けて呼吸をしている場合は、早急に病院で診てもらう必要があります。

気道炎(きどうえん)とは?

気道炎とは、鳥の呼吸気管全般の炎症の事を言います。

呼吸気管のどこの炎症なのかを鳥の体で見分けることは難しいので、全てを含めて気道炎と言うそうです。

人間であれば、気管支炎、副鼻腔炎、肺炎など、呼吸気管のどこの場所の炎症なのかを見分けることはできますが、鳥では難しいと言うことです。

気道炎の症状は?

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • せき
  • 口からプツプツ音がする
  • 目の炎症
  • 呼吸が早くなる
  • 鼻の回りの羽が抜ける
  • 鼻水が固まって鼻を塞ぐ
  • 食欲が無くなる
  • 呼吸をする時にズーズー音がする
  • 口で呼吸をする

などです。

気道炎の原因は?

気道炎になる原因は色々あります。

  • 細菌
  • ウイルス
  • 真菌
  • クラミジア
  • トリコモナス
  • タバコの煙
  • 空気の汚れ
  • 鳥が居る環境の温度が低い

などです。

様子がおかしいと思ったら早めに受診!

ごく初期症状の場合は、気づいた時点ですぐに保温をすることで治ることもあります。

ですが、治ったからもう大丈夫ではなく、病気になってしまった原因を突き止めて対策をとるようにしましょう。

例えば、普段の温度管理が低すぎたならヒーターで保温をして、温度計を設置する。

タバコの煙が原因なら、鳥にタバコの煙を吸わせないように外で吸うようにする、鳥がいない部屋で吸うなどです。

症状が良くならない場合は、早めにインコが診れる病院を受診するようにしましょう。

初期症状の場合でも、飼い主さんが気になるようなら受診することをおすすめします。

最後に

人間でも、風邪や呼吸気管の炎症はとても辛いですよね!

副鼻腔炎や肺炎になってしまうと、人間でもとても大変な思いをします。

インコやオウムに辛い症状を長引かせないように、早期発見早期治療で早めに治してあげましょう!

早期発見早期治療の方が、鳥も大変な思いをしなくて済みますし、短い期間で早く治る可能性が高まるので、飼い主さんも通院などの大変な思いが少なくて済む可能性がありますよ!