インコにもある痛風!原因や症状は?予防法はある? | インコやオウムの色々な事 + 川崎病 子供 blog

インコにもある痛風!原因や症状は?予防法はある?

インコにもある痛風!原因や症状は?予防法はある?

痛風という病気は、人間の病気としても聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。

痛風になると足が痛くなるというイメージがありますが、インコの痛風ではどのような症状があるのでしょうか?

また、原因や予防方法、治療にはどのような方法があるのでしょうか?

インコの痛風はどんな病気?

インコの痛風は、体の中から尿酸を排出することが難しくなり、体に溜まってしまった尿酸が、足の関節、靭帯、軟骨などに溜まってしまう病気です。

初めのうちは、尿酸が足の部分に溜まる事が多いですが、末期症状になると膝や翼の関節などにも溜まってくることがあります。

また、痛風には肝臓や心臓などの内臓に尿酸の結晶が溜まってしまう内臓痛風もあります。

内蔵痛風の症状は?

内臓痛風とは、尿酸の結晶がインコの肝臓や心臓などの内臓に溜まってしまう病気です。

体の中で起こっている事なので、見た目での早期発見は難しい場合があるかもしれません。

症状は、下痢、多尿、脱水、食欲不振などで、突然落鳥(死んでしまう)してしまうこともあるようです。

内臓痛風かどうかを調べる場合には、血液検査をするしか方法は無いようなので、発見に至るまでには時間がかかるか、発見することが難しい場合があるかもしれません。

関節痛風の症状は?

関節痛風は、主に足の関節、靭帯、軟骨などに尿酸が溜まってしまう病気です。

初めのうちは、足に力が入らない、止まり木に上手く止まれない、飛ぶことを嫌がってしないなどの症状があります。

そして症状が進行してくると、足の関節などに白いできものができるようになります。

このできものは、体から排出できなかった尿酸が溜まってしまった物で、痛風結節(つうふうけっせつ)と言います。

痛風結節ができると足を痛がったり引きずるようになり、食欲がなくなったりじっとして羽を膨らませる事もあります。

痛風の原因は?

インコの痛風の原因は、たんぱく質のとりすぎ、水分不足、細菌、ウイルス、ビタミンA欠乏症、慢性肝不全、老齢、ストレス、寒さ、遺伝などが言われています。

痛風を予防する方法は?

痛風を予防する方法は、まずは普段から心身共に健康的に過ごす事です!

食事の面では、バランスの良い食生活を普段から心がけるようにしましょう。

主食には、殻付きのシードか鳥の種類に合ったペレットをあげます。

副食には、青菜などの野菜、ボレー粉、カトルボーン、塩土などです。

特に、青菜などの新鮮な野菜は毎日あげてください。

おやつはたんぱく質が多い場合がありますし、肥満予防のためにもあげすぎないようにしましょう。

そして、精神的なストレスも原因になるようなので、日頃から温度計、湿度計、ヒーターなどを使って、温度管理を気を付けるようにしましょう。

そして、その子の様子や環境を見てストレスの無い環境を整えてあげましょう。

痛風の治療法は?

インコの痛風の治療法は、症状の進行を遅らせる治療法になり、痛風治療薬や、ビタミン、ミネラルの薬を使って治療をします。

1度痛風になってしまうと完治させることは難しい病気になるので、やはり日頃から心身共に健康的な生活をしていく事が大事になりますね!

まとめ

人間の病気として聞くことの多い痛風ですが、インコにも同じ病気があるんですね。

1度痛風になってしまうと完治が難しい病気ですし、内臓痛風の場合は見た目での早期発見が難しい場合があるのではないでしょうか。

血液検査をしないと分からないとの事なので色々と大変な病気だと思います。

関節痛風は足の痛みが出るので、ケージの中から止まり木を無くしたりして、過ごしやすい環境を整えてあげる必要がありますね。

病気を予防するためにも、普段からストレスや食生活に気を付けて健康的な生活を心がけるようにしていきましょう!