コザクラインコとボタンインコってどこが違うの?
コザクラインコとボタンインコは、好きになった相手には、情熱的で愛情深くなるという共通の性格を持っています。
なので、この2種類を合わせてラブバードと呼ばれていますよね!
見た目も似ているし、同じ種類なの?どこが違うの?と思いますよね!
では、どこが違うのでしょうか??
生息地
コザクラインコの生息地は、アフリカ大陸のアンゴラからナミビアにかけて広範囲に生息しています。
20~80羽の少数の群れを作って、種や雑穀、果物などを食べています。
キエリクロボタンインコは、アフリカ大陸のタンザニア中央部のマニャラ湖から海岸沿いのダルエスサラームケニア南東部にかけて生息しています。
20~80羽の少数の群れを作って、種や雑穀、果物などを食べています。
ルリゴシボタンインコは、アフリカ東部、ビクトリア湖南岸地方に生息しています。
20~80羽の少数の群れを作って、種や雑穀、果物などを食べています。
ここで気になったのは、ボタンインコが2種類居るということですよね?
実は、ボタンインコと言われるインコは、キエリクロボタンインコ、ルリゴシボタンインコ、ボタンインコ(アカボタン)、クロボタンインコの4種類居るんです!
その中の、ボタンインコ(アカボタン)、クロボタンインコは、日本にはあまりいない種類なんだそうです。
今日本によくいるボタンインコは、キエリクロボタンインコ、ルリゴシボタンインコの2種類です。
野生下ではこの2種類が混血することは無いですが、日本にボタンインコが入ってきた時、しっかり種類分けされなかった事で、キエリクロとルリゴシの混血が多く見られるそうです。
私達がペットショップで見かけるボタンインコは、キエリクロボタンインコ、ルリゴシボタンインコ、キエリクロとルリゴシの混血種のどれかということになるのだと思います。
話は戻って、コザクラインコとボタンインコの違いですが、生息地でいうと、住んでいる地域が違いますね!
ボタンインコも、種類によって住んでいる地域が違います!
生活のパターンは、少数の群れを作る、種や雑穀、果物などを食べているなど、同じように思います。
なので、住んでいる地域が違うということになりますね!
体の特徴
体の作りで違うところは、やっぱりアイリングですよね!
ボタンインコには、目の回りに羽が生えていない白くて丸いわっかがあり、アイリングと呼ばれています。
コザクラインコには、アイリングはありません。
他には、体つきがボタンインコの方が少し小さめです。
コザクラインコ 全長約16㎝ 体重約53g
ボタンインコ 全長約14㎝ 体重約49g
性格
性格は、どちらもラブバードと呼ばれていて、好きになった相手には情熱的で愛情深い性格をしています。
好きになった相手や、ペア同士では、相手に依存しやすいです。
片方が亡くなった時は、依存していた分ショックを受けやすく、落ち込みやすいです。
そんなときは、飼い主さんがいつも以上に話しかけてあげて、落ち込んだ気分から抜け出せるようにしてあげてください。
食欲が無くなったり、精神的ショックで体重が減る場合もあるので、元気が無い時は体重を量ってみてください。
体重が減っているときは、いつもより多めにおやつをあげたり、青菜、緑黄色野菜、果物、ボレー粉など、栄養のあるものをバランス良くあげてみてください。
好きになった相手にはとても愛情深くなりますが、縄張り意識が強いので、相性が良くない相手には攻撃的になり、気性が荒いです。
そして、コザクラインコよりもボタンインコの方が、臆病で神経質なところがあり、ストレスに弱い傾向があるそうです。
ヤエザクラ(八重桜)インコ
ヤエザクラインコって知っていますか?
実は、コザクラインコとボタンインコの交配によって生まれた子なんです!
羽の模様の現れ方は、その子によって様々です。
ペットショップでは見かけることはなく、珍しい種類になると思います。
ヤエザクラインコには、繁殖能力はないと言われています。
まとめ
コザクラインコとボタンインコの違いは、
- 野生下では、住んでいる地域が違う。
- ボタンインコにはアイリングがある。
- ボタンインコの方が、少し体が小さい。
- ボタンインコの方が臆病で神経質なところがあり、ストレスに弱い傾向がある。
でした!
違うところもありますが、やはり共通点も多く、とても似ている種類ですね!