インコやオウムとの基本的なコミュニケーションの取り方
インコやオウムは、自然界では体が小さかったり、外敵が多く、基本的には補食される生き物になります。
なので、鳥さんの性格は基本的に臆病で、自分より何倍も体が大きい人間の事を怖がる傾向にあります!
人間の立場で例えると、恐竜や怪獣のような感じではないでしょうか?
体が大きい人間の事を見て怯えたり、手を怖がる気持ちは分かりますよね?
雛のうちからペットショップで手乗りとして育てられた子は、店員さんが毎日お世話をして、声をかけて、一緒に遊んで、可愛がって育てているので、人間が好きな子が多く、怖がることも無い場合が多いです。
元々手乗りになっている子を家に迎えると、人間を怖がったりすることもあまり無いので、鳥さんとのコミュニケーションも取りやすいと思います!
ペットショップに居るときに、手乗りの表記が無い子の場合でも、雛の時期で人間をあまり怖がっていない様子なら、毎日ちゃんとお世話をして、鳥さんが嫌がらないように接してあげることで、心を開いてくれたり、なついてくれて、手乗りになってくれる可能性はあると思います。
元々手乗りになっていて、人間になついている子よりは、なつくまでに時間がかかるかもしれませんが、その子の性格にもよるので、すんなりなついてくれる場合もあるかもしれません。
鳥さんの性格は、種類やその子によって様々で、すぐに人間大好きな子になってくれる子から、少しずつ時間をかけて心を開いてくれる子までいます。
鳥さんに対しての基本的な接し方は色々ありますが、あとは、その子に合わせながら接していくという感じになると思います。
では、基本的な接し方とはどのようなことなのでしょうか?
行動する前に優しく声をかける
何かをする前には、必ず優しく声をかけてから行動に移すようにしましょう。
例えば、ケージの掃除を始めるときには、
「お部屋の掃除するね!」
放鳥する時は、
「◯◯ちゃん、遊ぼう!」「お外に出てみる?」
飲み水を変える時は、
「お水新しいのに変えるね!」
と、優しく声をかけてから行動に移すようにします。
朝は、ケージのカバーを取ったら
「おはよう!」「よく眠れたかな?」
夜は、ケージのカバーをかける前に
「おやすみなさい!」「明日も遊ぼうね!」
など、家族の一員として迎えたので挨拶もしっかりしてあげましょう!
スキンシップは鳥さんの様子に合わせながら
鳥さんは早い動作や急な行動が苦手です。
そして、体も小さいので力加減も気を付けないといけません。
手になれてもらったり、手を好きになってもらうには、手に乗った時に鳥さんにとって嫌なことをしないようにする事と、鳥さんが、楽しい、嬉しいと思うことをしてあげる事だと思います。
いきなりなにも言わないでガシッと手でつかむのではなく、
「遊ぼう!」「おいで!」
など声をかけてから、ステップアップ(指に乗せる)するようにしましょう。
ゆっくり指に乗せてあげて、優しく話しかけてみたり、おでこや耳の辺りやくちばしを優しくナデナデしてみたりしてスキンシップを取ってみましょう。
手からおやつをあげる
人間と鳥さんの距離を縮める秘密兵器として、手からおやつをあげてみましょう。
鳥さんの好きなおやつを、放鳥時間に手の上に乗せてあげるのも良いですね!
鳥さん用のおやつも色々な種類が出ているので、コミュニケーションの時に特別なおやつをあげるのも良いと思います。
まとめ
インコやオウムとの基本的なコミュニケーションの取り方は、
- 早い動作や急な行動が苦手なのでしないようにする。
- 家族の一員として優しく声をかける。
- スキンシップはその子の様子を見て、無理にならないようにしていく。
- スキンシップが好きな子には、おでこや耳の辺りやくちばしを優しくナデナデしてみる。
- 人間と鳥さんの距離を縮める秘密兵器としておやつをあげてみる。
でした!
鳥さんの性格も様々で、中にはスキンシップがあまり好きではない子もいると思います。
スキンシップを好まない子には負担になってしまうので、無理にしないようにしましょう。