インコとスキンシップをとる時に気を付ける事は? | インコやオウムの色々な事 + 川崎病 子供 blog

インコとスキンシップをとる時に気を付ける事は?

インコとスキンシップをとる時に気を付ける事は?

インコとの毎日のスキンシップはとっても癒される時間になると思います!

飼い主さんが大好きなインコは、「もっと遊ぼう!」「ここをなでて!」とアピールをしてきたり、名前を呼んだり話しかけると、「ピッ!」「ピィ〰️ヨ!」と返事をしてくれたりします!

そして、「なでて!」と首を下げてアピールをしてきたので、おでこやくちばし、耳の辺りを優しく撫でてあげると、インコはうっとりした表情をして気持ち良さそうにしています!

そのまま撫で続けるとウトウトしてきて、手のひらで眠ってしまう子もいます。

スキンシップというと大体顔の辺りを撫でると思いますが、顔以外の部分を撫でる場合には注意しておく事があります。

それはどのような事なのでしょうか?

発情を誘発するような刺激を与えないようにする

スキンシップをとる時に、顔の辺りを撫でる事が多いと思いますが、その他にも撫でられる場所があります。

それは、お腹と背中です!

お腹を撫でる場面は、ニギコロ(飼い主さんの手の中でお腹を出してコロンとする事)をした時や、インコがケージの網に張り付いている時に、ケージ越しに指でお腹をカキカキしてあげる場面があると思うのですが、お腹の部分はとても大事な場所なので優しく撫でてあげましょう。

インコが嫌がっている場合は無理に撫でないようにしてください。

お腹は病気などのトラブルを抱えやすい場所にもなるので、健康チェックとしてお腹の辺りが膨らんでないか、卵が詰まっていないかなどを優しく触って確認しておきましょう。

そして、インコの背中も面積が広くて撫でやすい部分だと思います。

ですが、メスのインコの背中に刺激が加わると、交尾の時と同じような刺激を与える事になってしまって、インコが発情してしまう事があります。

インコの背中を撫でた事で、翼を広げて尾羽を上に向けて反り返し、体を固くしている事がある場合は、発情しているので背中を撫でないようにしましょう。

頻繁に背中を撫でられて発情行動を繰り返すと、無精卵を産むこともあります。

インコはペアの相手がいない場合でも1羽で卵を産めるので、頻繁に無精卵を産んでしまうと無駄に体力を消耗してしまって体に負担がかかってきますし、その事で病気のリスクも高まってしまいます。

ケージの中に巣箱がある場合は発情を誘発してしまうので、素引きをする目的でない場合は、巣箱はケージから取るようにしましょう。

そして、尾羽も撫でる事はできますが、大抵の子が嫌がるのではないでしょうか。

なので、スキンシップをとる時は基本的には、おでこ、耳の辺り、くちばし、くちばしの下の辺りなど、顔回りを優しく撫でてあげるようにしましょう!

まとめ

インコとスキンシップをとる時に気を付ける事は、

  • 基本的には顔回りを撫でてあげる。

  • お腹を撫でる時は優しく撫でてあげる。嫌がっている時は無理に撫でない。

  • メスの背中を撫でる事は交尾刺激になり、発情を誘発してしまうので撫でないようにする。

でした!

インコを手に乗せると、つい背中を撫でてしまいたくなりますよね!

飼い始めたばかりで、インコの知識が浅い場合でも背中を撫でてしまうかもしれません。

私もインコを家に迎えたばかりの頃は、その事を全く知りませんでした。

インコを迎える前に、育てる上での知識を増やしておくことも大事ですね!