川崎病って何??
娘が救急に掛かり、先生から病名は「川崎病です」と言われた時、川崎病について知識がなかった私は、漠然とどんな病気なんだろう…と思うしかありませんでした。
そして、すぐに川崎病について先生から説明して頂き、病気の事について大体の事はその時に分かったのですが、その後色々と自分の中で考えていくうちに、川崎病について何点か気になることが出てきました。
自分の子供が川崎病に罹った時に「川崎病」と聞くとなんとなくイメージする事や、気になることは必ずあると思います。
自分の子供が川崎病に罹っていなくても、どんな病気なんだろうと気になる方も多いと思います。
では、川崎病の気になるところを見ていきましょう。
川崎病の原因は?
川崎病の原因は1番気になるところですよね。
実は世界の中ではアジア人が特に川崎病に罹りやすいと言われています。
そして、そのアジアの中でも日本は最多の発症率と言われています。
川崎病の原因は、ウイルス、細菌、大気汚染、カビなど、◯◯が原因なのではないか?と昔から色々と言われていて、調べられてきているのですが、現在でもハッキリとした原因は分かっていないのが現状です。
原因が分からないと普段の生活で気を付けることもできませんよね…。
少しでも早く川崎病の原因が見つかってほしいところです。
今は珍しい病気ではない?!
「川崎病」という名前を聞くと、どんな病気なの??と思う方も多いと思います。
私も娘が川崎病に罹るまでは川崎病について全く知識がありませんでした。
川崎病は、1980年代に数回日本で流行ったことがあり、その時は一時的に患者数が増えましたが、川崎病が流行った年以外は今ほど患者数は多くはありませんでした。
ですが、1990年代後半辺りから毎年のように患者数が増え続け、2000年代に入った今でも、毎年患者数が増え続けていると言われています。
今の時代では珍しい病気では無くなってきているそうです。
川崎病は人に移る病気?
川崎病は、何かをきっかけに、自己免疫が反応をしすぎてしまって、そこから炎症が起きているのではないかと考えられています。
なので、人に移るという感染症では無いという考え方が多いです。
川崎病は子供だけが罹る病気?
川崎病は小さい子供、特に幼稚園未満の子供が罹るイメージが強いですね。
確かにそのくらいの年齢の子供が患者数の中では大半を締めると思います。
しかし、小さな子供だけが罹る病気ではなく、小学生~大学生、社会人、老人など、全ての人に罹る可能性はある病気なのです。
なので、小さい子供だけに罹る病気ではありません。
ただ、実際に川崎病に罹った人は、小さい子供が圧倒的に多いということです。
川崎病は川崎喘息の事なの?
川崎病と聞くと、川崎市で流行った病気の事だっけ??
確か喘息だったよね?と思う方も少なくないと思います。
実は私もその1人でした。
川崎病という名前なので、川崎という場所から取った名前?と思いがちですよね。
ですが、川崎病は川崎市の病気とは全く関係はありません。
では、なぜ川崎病という名前になったのかというと、川崎先生という方が、この病気を初めて見つけたからです。
川崎病は別名「小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群(MCLS)」という名前ですが、とても長く覚えにくい名前ですし、川崎病という名前の方が覚えやすく、とてもポピュラーですね!
兄弟が川崎病に罹るともう1人もなりやすい?
川崎病になる原因の1つに遺伝子が関わっているのではないかと言われています。
なので、兄弟のどちらかが川崎病に罹った場合、似たような遺伝子を持っている兄弟は、川崎病に罹っていない兄弟よりも罹るリスクが高いのではないかと言われています。
さいごに
川崎病は、まだまだ謎が多く原因がはっきりしていない病気なので防ぎようもなく、川崎病に罹れば入院をしないと治癒しないということもありますし、退院したあとの通院期間も何事もなくても最低でも5年は通院することになります。
子供だけでなく家族も大変な思いをする病気ですので早めに原因が分かることを願いますね。
ですが、川崎病は一昔前よりも医療が発達して命に関わる病気ではなくなってきています!
入院期間は平均1ヶ月前後位です。(症状の状態によっても変わってきます)
後遺症の確率も一昔前よりも大分減ったのではないでしょうか!
なのでそこまで心配をすることもない病気になりました。
川崎病のような症状が現れたら、とにかく早めに病院に行くことが第一ですね!!