コキンチョウ 特徴 性格 飼い方は?
フィンチ
スズメ目カエデチョウ科コキンチョウ属
和名 胡錦鳥
原産地 オーストラリア北部~北西部
全長 約14㎝
体重 約20g
平均寿命 約6年
コキンチョウは、オーストラリア北部~北西部の草原や低木林などで生活をしています。
野生下での食事は、種子、昆虫などを食べています。
世界で最も美しいフィンチ
コキンチョウは、見ての通り羽の色合いが素晴らしく、とても美しい鳥です!
この事から、世界で最も美しいフィンチと言われているんです!
コキンチョウの数が減少している
コキンチョウは、生息地の破壊、ペット用の乱獲、気嚢ダニの感染などによって数が減少してしまい、1986年に捕獲が禁止されたそうです。
ワシントン条約サイテス1類と言う分類に属していて、保護されている種類になります。
オーストラリアと日本で「二国間渡り鳥保護条約」があり、その中にコキンチョウも入っていた為、今までは日本でも規制されていました。
ですが、2017年に「一部を改正する省令」によって、「繁殖個体に限り規制対象外」となったそうです。
日本にいるコキンチョウは、日本で繁殖した固体か、ヨーロッパからの輸入が主だそうです。
難しい話になりましたが、コキンチョウを迎える場合は、お店の方に現在どういう状況なのかを確認すると安心ですね。
気嚢ダニに注意!
気嚢ダニとは、気嚢、肺などの呼吸器官に寄生するダニの事です。
コキンチョウは、気嚢ダニに対する感受性が強いようで、気嚢ダニがつきやすいと言われています。
呼吸する時に変な音がする、今までと鳴き声が違う、鳴き声が出ない、苦しそうに口を開けて呼吸をしているなど、気になる様子がある場合は、早めに鳥が診れる病院に連れて行きましょう。
温度管理が必要!
コキンチョウは、寒さと湿気に弱い種類と言われています。
真冬は勿論ですが、春や秋の肌寒い日、温度差が激しい日、季節の変わり目などは注意が必要です。
ヒーター、温度計、湿度計を使って、コキンチョウの様子をしっかり観察しましょう。
とても臆病な性格
コキンチョウは、人に対して臆病な面があり、手乗りとして育てるには雛のうちから人が育てる必要があります。
ですが、コキンチョウの雛を扱っているお店はほとんど無いかもしれません。
成鳥になったコキンチョウを手乗りにするのはとても難しいと思います。
人とのスキンシップが苦手なので、触ることによってストレスを与えてしまう可能性があります。
なので、美しい容姿や、可愛らしい仕草を見て楽しんだり、癒されたりする観賞用の鳥という感じではないでしょうか。
鳴き声の大きさ
コキンチョウは、フィンチで体の大きさも小さい種類です。
なので、鳴き声も小さめで、基本的には防音対策は必要無いと思います。
ケージの大きさ
コキンチョウが両方の羽を広げた時に、ぶつからない広さのケージが必要です。
コキンチョウは体が小さめなので、ケージの置き場所にはあまり場所を取らないです。
観賞メインの鳥になると思うので、あまり放鳥はしないかもしれません。
その事を考えると、ケージに余裕のある大きさの方が、運動面や精神面で良い環境になると思います。
コキンチョウの食事
コキンチョウは、フィンチという種類になるので、フィンチ用のシードかペレットが主食になります。
副食は、青菜などの野菜、ボレー粉、カトルボーンなどをあげましょう。
コキンチョウ 色変わり
コキンチョウには色変わりがあり、アカコキン(頭の羽が赤)、クロコキン(頭の羽が黒)、キコキン(頭の羽が黄色)がいますよ!