インコの雛を迎える当日までに準備するものは?
インコの雛を迎える当日までに準備をするものは、色々あります。
雛を迎える当日中迄に、揃えておきましょう。
インコの雛を育てるという事は、簡単な事ではありません。
ですが、知識やコツをつかめば、すごく難しいというわけでもないです。
かけがえのない命が、しっかり健康に育つように、面倒を見てあげましょう。
インコやオウムの飼育本
インコの寿命は、小型インコでも10年前後あり、体は小さくても、比較的長生きです。
長い期間、家族の一員になる大切な命です。
快適に安心して過ごしてもらえるように、基本的な育て方の知識を知っておく必要があります。
最低でも、一冊は読んでおきましょう。
飼育ケース
インコが雛の間は、ケージではなく飼育ケースで育てます。
飼育ケースというのは、
- インコの雛専用の飼育ケース
- 水槽
- 虫かご
この中の1つを、雛のお部屋として使います。
家にある、使っていない虫かごや水槽でも、綺麗に洗えば使えますよ!
雛専用の飼育ケースには、ケースの中に入れる止まり木や、雛にご飯をあげる専用のスプーンなどが付いたキットもあります。
ケースの下に敷くものは?
ケースの下に敷くものは、
- おがくず
- キッチンペーパー
- ティッシュペーパー
などです。
誤って口に入ったり、かじってしまっても安全なものを使ってください。
下に敷いたものは、糞やエサで汚れるので、毎日取り替えて清潔にしてください。
小動物用のヒーター、温度計
インコの雛を育てる上で、ヒーターは欠かせないものです。
インコは、元々寒さに弱い生き物です。
雛になると、尚更です。
体が寒いと、そこから体力が奪われます。
体が弱ると、色々な病気にかかりやすくなります。
雛の時期に、万が一病気になってしまったら、健康な大人の鳥に成長できなくなる可能性があります。
とても大事な時期ですので、真冬は勿論ですが、春と秋の冷え込む時期や、冷房で冷えた部屋など、季節に関係なく温度管理をする必要があります。
なので、温度計もあると安心です。
- 生後5週までの雛は、28℃前後
- 5週以降は、26℃前後
を目安にしてください。
真夏の冷房での冷しすぎに注意してください。
冷房の風は、直接当たらないようにしてください。
小動物用のヒーターは、パネルタイプ、電球タイプ、フィルムタイプなど色々な種類があります。
ヒーターの置き方
パネルヒーターや、フィルムヒーターの場合は、ケースの下半分にヒーターをおきます。
残りの半分は、高さを合わせるために、本やタオルなどを置きます。
フィルムヒーターは薄いので、高さを合わせる必要はないかもしれません。
ケースの半分を温めることで、暑くなったときに、温めていない方に移動できるようにしておいて下さい。
インコの雛の食事、アワ玉とパウダーフード
雛の食事は、アワ玉とパウダーフードが基本になります。
アワ玉だけだと栄養不足になり、雛の時期に病気になったり、大人の鳥になっても体が弱く病気にかかりやすくなります。
パウダーフードは、ペットショップや、ホームセンターなどにあり手に入りやすいです。
エサをあげるための専用のスプーン
雛にエサをあげるための専用のスプーンがあります。
家にあるスプーンでも代用できます。
雛が食べやすく使いやすいものを選びましょう。
アワ穂、シード
雛の時期は、人間がさし餌をあげていますが、徐々に1人でエサを食べれるようにしていかないといけません。
そのために、アワ穂、シードが必要になります。
初めは、ショップであげていた回数と同じ回数のさし餌をします。
その時期に、ケースの中に渇いたアワ玉やシード、アワ穂を入れておきます。
渇いたアワ玉やシードは、下に撒いておくか、置くタイプのエサ入れにシードを入れて、雛の家の中に入れます。
そのうち、興味津々になって突っついたり食べたりし始めます。
渇いたエサを食べ始めたら、飲み水もケースの中に入れます。
渇いたエサを食べていることを確認したら、少しずつ、さし餌を減らしていきます。
例えば、朝、昼、夜、あげている場合は、最初に昼を止めます。
大丈夫そうなら、次は朝を止めます。
最後に夜を止めます。
さし餌をひとり餌に切り替えるのは時間がかかりますし、スムーズにはいかないものです。
目の前に渇いたエサがあっても、飼い主さんを見ると、「ジャージャー」とごはんちょうだいの催促をしてきます。
その子によってそれぞれペースがあるので、焦らずに切り替えてくださいね!!
まとめ
インコの雛を育てる為に、準備する物は、
- 飼育本
- 飼育ケース
- 飼育ケースの下に敷くもの
- アワ玉
- パウダーフード
- さし餌専用のスプーン(家にあるスプーンでも代用可能)
- 小動物用のヒーター
- 温度計(湿度計もあると便利)
- アワ穂
- シード
です。
これは、インコの雛を育てる上で、最低限必要になるものです。
上に書いてある以外の物でも、欲しいものがある場合は購入しておいてくださいね。