インコ 季節の過ごし方 夏に気を付ける事は?
寒さに弱いインコにとって、日本の夏は、冬に比べると比較的過ごしやすい季節だと思います。
ですが、日本の夏はとても暑いですよね!
南国育ちの子が多いとはいっても、真夏の暑さ、直射日光は、インコにとってとても危険です。
お留守番をさせるときや、日光浴をするときは、気を付けないといけないですね!
熱中症に注意!
やはり、インコにとって夏の時期は、熱中症に注意が必要です!
インコが日常生活の中で、熱中症になりやすい場所は、
- 部屋の中
- 日光浴をしたとき
が確率的には多いと思います。
部屋の中の場合、人が同じ部屋にいるときは、比較的大丈夫だと思うのですが、違う部屋にいるときや、お留守番をするときは、部屋の中が暑くなりすぎないように、注意してください。
外出するときは、冷えすぎないように、冷房を高めの温度に設定して、風は無しにするか、インコに当たらないようにしてください。
インコに冷房の風が当たる状態にすると、体調を崩してしまいます!
日光浴は部屋の中で!
夏はとても暑いので直射日光に当たると危険です。
日光浴は、部屋の中でカーテン越しにするか、日陰を作ってあげてください。
暑い日は、日光浴の時間も普段より短めの方が良いと思います。
暑い時期は水浴びを良くするようになる
夏の暑い時期は、インコが水浴びをする頻度も増えます!
体が暑いときは、水浴びをすることによって体温を調節しているんですね!
インコが自分で涼めるように、ケージの中に、水浴びの容器を入れてあげるのも良いと思います。
ケージに取り付けるタイプのバードバスは、水が飛び散らなくて便利ですよ!
梅雨時期はカビが生えやすい
夏には、梅雨の時期もありますね。
梅雨の時期になると、ジメジメしてカビが生えやすくなります。
この時期に気を付ける事は、ケージの中のものにカビが生えないようにすることです。
- エサ入れ
- 飲み水入れ
- 水浴び用の入れ物
- 青菜入れ
- ボレー粉などの副食入れ
- ケージの底
- ケージ自体
- おもちゃ
など、カビが生えていないか毎日チェックするようにしましょう。
エサの入れ物も清潔にします。
飲み水や水浴び用の入れ物は、ヌルヌルしやすいので、気を付けてください。
青菜入れ、副食入れも、毎日チェックしてください。
ケージの底や、ケージ自体も、梅雨の時期はカビが生えやすいです。
特に、ケージの角の部分に汚れが溜まりやすいので、隅まで清潔にしておきましょう。
不潔にしていると、カビだけではなく、ダニやワクモなどの害虫がわくこともあります!
ケージなどにわいたダニやワクモが、インコに寄生すると、大変なことになってしまいます。
インコは毎日体を痒がり、酷くなると、爪、鼻、くちばしが変形してしまい、体が痒いことで、自分の羽をちぎりはじめます。
このような場合は、すぐに病院に行って、処方された薬を使って、しっかり治してください。
愛鳥が怖い病気にならないように、ケージの中を清潔にしておきましょう。
さいごに
夏の時期は、インコやオウムにとっては冬の寒い時期よりは比較的過ごしやすいと思います。
ですが、熱中症とクーラーの効きすぎによる体調不良には気を付ける必要がありますね!
そして、梅雨の時期は湿度が高い事によって、ケージの中が不衛生になりやすいので清潔を保つように心がけましょう。