ビセイインコ 寿命 特徴 種類 飼い方は?
小型インコ
インコ科
オウム目インコ科ビセイインコ属
和名 美声鸚哥
原産地 オーストラリア
全長 約27㎝
体重 約58g
平均寿命 約15年
ビセイインコは、南オーストラリア、クイーンズランドなどで群れやつがいで生活をしています。
野生下の食事は、イネ科などの種子をメインに、野草、フルーツなどを食べています。
綺麗な鳴き声
ビセイインコは、漢字で書くと「美声鸚哥」と書きます。
「美声」と名前に付くと言うことは、その名の通り鳴き声が綺麗なインコなんです!
鈴を転がしたような綺麗な鳴き声と言われていて、メスよりもオスの方が鳴き声が綺麗だと言われています。
その子によっての個体差や、オスやメスによっても違いがあるとは思いますが、インコに良くある金切り声や甲高い声はあまり出しません!
高めの綺麗な鳴き声で鳴いてくれて、鳴き声も大きくないです。
鈴の音、ケータイの音、炊飯器の音、音楽の音などが好きで、音に良く反応してくれて音真似が上手な子もいます。
一緒に飼っているインコがいる場合は、相手の鳴き声を真似して甲高い声を出すこともありますが、元から持っている声質が綺麗なので、あまり気にならないです。
スリムな体型に鮮やかな羽の色
ビセイインコは、頭とくちばしが小さめで、尾羽が長いです。
胸やお腹の部分も比較的細身で、目がパッチリしているので、スリムですらっとした体型です。
オスの羽の色はとてもカラフルで、全体が緑色で、腰の部分が赤、お腹の部分が黄色になり、顔、背中、尾羽に青が入ります。
メスは全体的にくすんだ感じになり、腰の部分に赤は入りません。
人間と一定の距離を保つ
ビセイインコは、人間が雛から育てれば手乗りになってくれますが、人間が大好きでベタベタに慣れるということはあまり無く、人間と一定の距離を保とうとします。
スキンシップもあまり得意ではなく、しょっちゅう触られるとストレスになってしまい、体調を崩してしまう可能性があります。
嫌がっている時は無理に触ろうとはせず、声をかけたり、手から野菜をあげたりして、ストレスにならないようなスキンシップやコミュニケーションをとるようにしましょう。
拾い食いの習性がある
野生のビセイインコは木の上で食事をすることはあまり無く、木から降りて地面に落ちているものを拾い食いする習性があります。
家の中でもその習性は健在で、放鳥している時に誤ってゴミや毒になるものを食べてしまわないように気を付ける必要があります。
インコを複数で飼っている場合は、相手の糞を誤って食べてしまうこともあります。
また、ケージの下に落ちているゴミや糞を誤って食べてしまうこともあります。
なので、ケージの底は必ず1日1回以上は綺麗に掃除をしてあげましょう。
ビセイインコの鳴き声
上にも書いた通り、ビセイインコの鳴き声は、美声と言われているだけあってとても綺麗な鳴き声をしています。
鳴き声の大きさも大きくないです。
集合住宅でも比較的飼いやすい種類ですね。
ケージの大きさ
ビセイインコが両方の羽を広げたときにぶつからない大きさのケージが必要です。
ビセイインコの特徴は、尾羽が長い事です!
なので、奥行きや高さのあるケージが必要になってきます。
奥行きや高さが十分でなかったり狭いケージでは、羽がケージにぶつかりやすくて痛んでしまったり折れてしまう可能性がありますし、運動不足にもなりストレスになります。
ビセイインコに合ったケージを選んであげましょう。
ビセイインコの食事
ビセイインコは、シードかペレットが主食になります。
シードの場合は、あわ、きび、ひえ、カナリーシードをメインに、そばの実、えん麦、小麦、あわ穂、ひまわりの種、麻の実などをあげます。
小型インコ用のミックスシードもあります。
ペレットの場合は、ビセイインコに合ったものを選んでください。
副食は、青菜、緑黄色野菜、その他の野菜、ボレー粉、カトルボーン、塩土などをあげます。
おやつとして、たまにバナナ、りんご、みかんなどのフルーツをあげましょう。
ビセイインコ 色変わり
ブルー
ルチノー
黄金
パイド
などです。
色変わりも色々な種類があり、どれも個性的で綺麗ですが、ノーマルのオスもカラフルで鮮やかな色合いがとても綺麗ですよ!
さいごに
ビセイインコは、雛から育てると人に懐きやすくなり手乗りになる可能性も高いですが、ベタベタに懐く事は少なく、スキンシップもあまり好まない種類です。
人間とは一定の距離を保ち依存しないので、その部分でお世話が楽という利点もあります!
姿はとても美しくて目がぱっちりでまつげも長く、見ているだけでも十分楽しめる種類ですよ!