文鳥の性別の見分け方は? | インコやオウムの色々な事 + 川崎病 子供 blog

文鳥の性別の見分け方は?

文鳥の性別の見分け方は?

文鳥は、手乗り鳥として昔から日本で飼われていて、とてもポピュラーな鳥さんです!

小さい頃から人の手で育てると人に良くなついてくれて、ヤンチャで甘えん坊な性格をしている子が多いです。

文鳥の性別の見分け方は色々ありますが、オスとメスを見分ける特徴的なものがあまり無かったり、オスとメスがお互いのしぐさや行動を真似することもあり、正確に判断することは難しい事だと思います。

確実に性別を判断できる方法は血液検査ですが、気軽にできる事ではないですし、文鳥の負担を考えると、そこまでして検査をする必要は無いように思えます。

そこで、オスやメスの体や行動の特徴を見て、少しでも性別を見分ける参考になれば良いと思います。

体型

オスの場合は、全体的に体がメスに比べて大きく、ガッシリしています。

足の指も太くてガッシリした感じです。

体重もメスに比べると重めです。

メスの場合はオスと逆になるので、オスと比べると体つきは細めで、足の指も細いです。

体重もオスより軽めです。

くちばし

オスの場合は、上のくちばしの根元(鼻の近くの部分辺り)が丸みを帯びていて、盛り上がった形をしています。

そして、くちばしの色は濃い紅色をしています。

メスの場合は、くちばしが全体的に細長い形をしていて、くちばしの紅色が薄めです。

アイリング(目の回りの部分)

オスのアイリングは、濃い紅色で目の囲いも太くてはっきりしています。

メスのアイリングは、薄めの紅色で囲いも細めです。

鳴き声

オスの鳴き声は、「ピチュピチュピーヨ」など、長いさえずりをして歌います。

産まれてすぐに上手に長いフレーズを歌えるわけではなく、生後少し経った頃から本能的に歌の練習を始めます。

この事を「ぐぜり」と言います。

始めは「グジュグジュ」などつぶやく感じで上手に歌えませんが、何回も練習を重ねて、生後半年くらい経つと長いフレーズを歌えるようになります。

メスの鳴き声は、「チッチッ」「ピッ」など短い鳴き声です。長くさえずる事はありません。

なので、ぐぜりをしていたり、長いさえずりをして歌を歌っていたら、オスの可能性が高いと言えますね!

求愛行動

オスの場合は、求愛行動でダンスをします。

首を上下に振ったり、ピョンピョン跳び跳ねたりしながら、長い間練習を重ねてきて上手に歌えるようになった歌を歌い、メスにアピールをします。

メスの場合は、尾羽をあげる行動をすることがあります。

まとめ

文鳥の性別の見分け方は、

  • オスは体型がガッシリしていて、メスの体型はオスに比べると細め。

  • オスはくちばしの形が盛り上がって丸みを帯びていて、メスは全体的に細長い形をしている。

  • オスのくちばしは濃い紅色をしていて、メスのくちばしはオスと比べると紅色が薄い。

  • オスのアイリングは濃い紅色で囲いが太く、メスのアイリングは薄めで囲いが細い。

  • オスは長くさえずり歌を歌うが、メスは「チッチッ」などの短い鳴き声。

  • オスは生後少し経つと「ぐぜり」という歌の練習を始めるが、メスは「ぐぜり」をしない。

  • オスは求愛行動でダンスをする。

  • メスは求愛行動で尾羽をあげる行動をすることがある。

でした!

オスやメスがお互いのしぐさや行動を真似したり、その子の性格から、オスやメス特有の行動をしなかったりすることもあり、正確に性別を見分ける事は難しいですが、オスやメスの特徴を知る事で、性別の参考にはなりますね!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする