アキクサインコ 特徴 性格 飼い方は?
小型インコ
インコ科
オウム目インコ科キキョウインコ属
和名 秋草鸚哥
原産地 オーストラリア
全長 約20㎝
体重 約45~50g
平均寿命 約10~15年
アキクサインコは、普段は少数の群れを作って生活をしていますが、繁殖期になると数百羽の大きな群れを作って生活をするようになります。
生息地域は、オーストラリア内陸部にある赤土色の砂漠地帯「アウトバック」という所で生活をしています。
アキクサインコのノーマル種は、お腹の辺りがピンク色の羽色になっていて、赤土色の砂漠の色と似ている事から保護色になり、敵から身を守る役割をしているそうです。
食料は砂漠地帯ですが、ユーカリ、アカシアなどの実があるので、このようなものを主食として食べています。
穏やかで優しい性格
アキクサインコは、草インコと呼ばれている種類に属しています。
草インコと呼ばれている種類には、ビセイインコ、ナナクサインコ、サメクサインコなどがいます。
草インコは、人に慣れにくい種類と言われていますが、アキクサインコは草インコの中では比較的人に慣れやすい種類と言われています。
ですが、一般的に人に慣れやすい種類と言われている、セキセイインコ、コザクラインコ、コガネメキシコインコなどのようななつきやすさは無く、人との間に少し距離があり、スキンシップはあまり好まないようです。
基本的には体は丈夫な種類ですが、暑さや寒さには様子を見て、エアコン(鳥に風があたらないように!)や保温器具で温度管理をしてください。
日光浴、水浴びも健康維持のためにするようにしましょう。
アキクサインコは夜行性インコと言われていて、日中は比較的大人しく、夕方や夜になると活発に行動をしたりさえずったりします。
穏やかで優しい性格をしているので他の種類の鳥とも同居できますが、気の強い種類の鳥にいじめられたり攻撃されたりしやすいです。
同居や同時放鳥を考えているときは、相性を良く見てからにしましょう。
拾い食いの習性がある
アキクサインコなどの草インコは、木になっている実などを食べる習性があまり無く、地面に落ちている食べ物を歩きながら食べる習性があるので、飼育下でも拾い食いをします。
放鳥の時間は、床に落ちているものを口に入れやすいので、誤って毒になる物を食べたりしないように注意が必要です。
そして、床を歩き回るので人が移動するときにも誤って踏んでしまわないように気を付けましょう。
鳴き声の大きさ
アキクサインコの鳴き声は、比較的静かでとても綺麗な声をしています。
なので、防音対策は基本的には必要ないと思います。
ケージの大きさ
アキクサインコが両方の羽を広げた時にぶつからない広さのケージが必要です。
アキクサインコは、小型インコで体は小さめですが、尾羽が長めという特徴があります。
なので、尾羽がぶつかったり折れたりしないように、高さに余裕のあるケージを用意するようにしましょう。
止まり木も2本以上付けて、ケージの中でも適度に運動ができるようにしてあげましょう。
アキクサインコの食事
アキクサインコに合ったシード、またはペレットが主食になります。
シードの場合は、ひえ、きび、あわ、カナリーシードをメインに、そばの実、エンバク、オーツ麦、粟穂、ひまわりの種、麻の実などをあげます。
くちばしが小さめで力も強くないので、ひまわりの種など大きくて硬い種子を食べない場合もありますが、その場合は無理に食べさせる必要は無いです。
ペレットの場合は、アキクサインコに合った種類を選んでください。
副食は、青菜、緑黄色野菜、ボレー粉、カトルボーン、塩土などをあげましょう。
アキクサインコ 色変わり
ファロー
ローズ
ルチノー
ルビノー
などがいます。
淡いピンク系やパステル系の色味がとっても綺麗です!