インコが暑いと感じているときのサインは?
インコは南国育ちの子が多く、寒さに弱い傾向があります。
南国育ちで、寒さに弱いっていうことだったら、暑さには強いんだ!と思ってしまいますが、実は暑さに強いということでもなく、暑い季節にも注意が必要です。
日光浴は部屋の中で!
過ごしやすい春が終わり、夏に入り始めたとき、春の時と同じように日光浴をしていると、熱中症になってしまう可能性があります。
最近少し暑くなってきたなと思ったら、外ではなく、部屋の中で日光浴をするようにしましょう。
普段から、部屋の中で日光浴をしている場合は、ケージが置いてある場所に、直射日光が当たらないか、窓際付近で暑くないか、再確認しましょう。
日光浴をする時間帯は、日差しが強くない午前中が狙い目です。
もし、午前中の早い時間に間に合わなかった場合は、部屋の中の直射日光が当たらない場所で、普段より短い時間で終わらせるようにしてください。
暑い時期に日光浴をする場合は、部屋の中であっても放置はしないでください。
時々様子を見るようにしましょう。
インコが暑いと感じているときは?
インコが暑いと感じているときは、体から少し羽を浮かせているときです。
そして、体全体の羽毛がペッタリと体にくっついていて、普段より細く見えます。
そして、口を開けてハァハァ息をしているときは、かなり暑いと思います。
そんなときは、すぐに部屋の中の日陰に移動させてください。
家でできる事は?
もしインコが暑そうにしていて、体調が良くなさそうだったら、早く体を冷やしてあげたいですよね?
インコの体を冷やす方法は、
- 涼しい部屋に移動させる。部屋の中が暑ければ冷房を入れる(冷房の風はインコに当たらないように!)
- 水を飲ませる
- 水で冷やすときは足だけ濡らしても良い(羽は水で濡らさない)
インコが暑がっていて、体調が良くなさそうな時に、自分でできることはこれくらいだと思います。
人間が暑いときは、冷房の風を強にして、ガンガン風を浴びたり、冷たいシャワーを浴びてスッキリしたいですが、インコには全く通用しません。
暑がっていても、冷房の風を当てたり、水で羽を濡らすことはしないでください。
余計に体調が悪くなる可能性があります。
インコの体調が回復して、落ち着いてきたら、インコを診れる病院で診てもらいましょう。
インコが留守番をするときも注意が必要
夏の暑い時期に、インコを留守番させるときも、熱中症対策が必要です。
暑い時期は、部屋の中の温度も上がりやすいです。
誰も部屋にいない日中は、特に気を付けるようにしましょう。
インコを留守番させて外出するときは、冷やしすぎないように、冷房を高めの温度に設定して、冷房の風は当たらないようにするか、風無しに設定すると良いと思います。