迷子のインコを拾ったらどうしたら良いか?
もし、迷子のインコを見つけたり、拾った場合、どうしたら良いか考えてしまいますよね…!
インコは、急な環境の変化にストレスを感じやすいです。
飼い主さんと、住み慣れた家から離れてしまって、ストレスを感じているかもしれません。
数日間、まともにご飯が食べれていないかもしれません。
飼い主さんと再会できる日までお世話をしてあげることで、インコの命を繋いで、飼い主さんの元へ返してあげることができる可能性があります。
まずは、インコのエサと水
インコは、食べ物を体の中に貯めておく、食いだめができません。
常に体を軽くしておく必要があるからです。
食いだめができないので、1日~3日位の間絶食するということは、命を落とす可能性があるということです。
なので、迷子のインコを見つけた場合、早めにエサをあげてほしいと思います。
エサは、ホームセンター、スーパー、ペットショップなどで手に入ります。
人間用に味付けされた食べ物はインコには毒
人間用に味付けされた食べ物はあげないでください。
体調を壊してしまう可能性があります。
寒さに弱い
インコは寒さに弱いので、なるべく温かくしてあげてください。
ペット用のヒーターがない場合は、人間用のあんかがあると良いと思います。
インコにとっての適温は24~28℃です。
15℃以下になると体力が厳しくなってきます。
インコのお部屋
家にあるものでお部屋になりそうなものは、虫かご、プラスチックケース、使っていない水槽、ダンボールなどです。
肌寒い季節や、体が弱っていそうな場合は、インコのお部屋の下半分に人間用のあんかを置いて、もう半分は高さを合わせるために、タオル、本などを置いて、お部屋を温めてください。
そして、暑くなりすぎないように気を付けてください。
警察署に届けるか、迷子の届けを出す
インコを拾ったけど、家でお世話ができない場合は、警察署に落とし物として届けるようにしてください。
買い主さんが見つかるまでの間、家でお世話ができる場合は、落とし物の届け出を出すようにしてください。
インターネット
インターネットに、迷子のインコ掲示板があります。
利用してみるのも1つの方法だと思います。
なりすましに注意!
迷子のインコの情報を載せたところ、自分が飼い主だと名乗り出て、その人にインコが渡ってしまったなりすましがあったそうです!
保護してくれた人は、迷子情報を出すときは、気を付けてください。
このような事にならないようにするには、迷子のインコの情報を、事細かく、詳しく載せないようにすることです。
チラシやインターネットで情報を載せる時は、種類や色を簡単に載せるようにしてください。
飼い主さんしか知らないその子の情報や特徴は迷子情報に載せないようにして、保護してくれた方と、飼い主さんで、確認しあう情報として使うと、なりすましの被害を防げる可能性があります。
さいごに
迷子になって外を飛んでいるインコを何回か見かけたことがありますが、自分のところに来てくれて家で保護をするという経験は中々できないように思います。
羽を切っていないインコは結構高いところまで飛びますし、飛ぶ距離や早さも野鳥と同じくらいなので、捕まえようとしても無理ですし、呼んでも来てくれませんでした。
羽を切っていてあまり飛べなかったり、弱っていて動きが鈍くなっていれば捕まえやすいので、保護できる可能性が高くなるのではないでしょうか。
縁があって保護することができた場合は、飼い主さんの元に戻るまでの間お世話をするか、警察署に届けるなど対策をとるようにしましょう。