鳥は病気を隠す動物?! | インコやオウムの色々な事 + 川崎病 子供 blog

鳥は病気を隠す動物?!

鳥は病気を隠す動物?!

鳥は昔から病気を隠す動物と言われていますよね!

インコの病気は、数日から数ヵ月かけて徐々に症状が進行していく場合が多く、病気の初期や中期では、インコが弱っている姿を隠そうとするので中々気付いてあげることが難しい場合があります。

そして、大分症状が進んできて、インコが弱っている姿を隠せない状態になった時に、なにか様子がおかしい、いつもと様子が違うなと気付く事が多いそうです。

インコの心はとても繊細で、体の作りも複雑です。

ほとんどのインコは体も小さめで、自然界では補食される生き物なので、深い睡眠はせずにいつも眠りは浅く、臆病な性格をしています。

そんなインコの体調の変化を、早めに気付いてあげることはできるのでしょうか?

飼い主さんの前では元気なふりをする!

鳥は病気を隠す動物と言われていますが、どのように隠すのかというと、体調が良くない時でも、飼い主さんが来るといつものように元気良く振る舞ったり、エサを食べるふりをしたりします。

必死で弱っている姿を隠しているんですね。

なぜ、そんなに病気を隠そうとするのかというと、野生の世界では弱っている姿を見せると、すぐに外敵に狙われて襲われるからです。

弱っている姿を見せる事は死に繋がるので隠そうとします!

全く気付けないのか?

インコが弱っている時は、弱った姿をインコ自身が隠してしまうから、どんなに観察しても全く気付けないのかというと、そうではないと思います。

インコ本人は頑張って隠しているつもりでも、毎日インコを見ている飼い主さんは、なんかいつもと違うな?いつもより元気がないかな?いつもよりエサを食べていない気がするけど?と気付く場合もあると思います。

インコは頑張って隠しているつもりでも、どこかで隠しきれない弱っている姿が、しっかり観察をする事で見れるのではないでしょうか。

飼い主さんの前だと元気に振る舞っているように見えるのなら、飼い主さんがインコから離れた所で隠れて観察をしてみる必要もあります。

ただし、健康な時から毎日観察をしている事が大事なので、毎日しっかり観察ができていない場合は、体調が良くない時の少しの変化には気づけないのかもしれません。

状態が悪くなると隠せなくなる

インコは病気を隠すと言われていますが、状態が悪くなると隠せなくなる事が多いと思います。

インコを見て、状態が良くなさそうだなとすぐに分かる場合は、大分症状が進行している場合が多いと言われています。

そうなってくると、急いで病院に連れていっても、通院が必要になったり、悲しいですが手遅れの場合もあるかもしれません。

初期の段階で気付いてあげていれば大変な治療をしなくて済んだかもしれない、もっと早く気付いてあげれば助かったかもしれないと、後になって後悔しないように、毎日しっかり観察をして、スキンシップをとってあげてください。

まとめ

  • 鳥は病気を隠す動物なので、病気が進行してから体調が良くない事に気付く場合が多い。
  • 毎日しっかり観察をしていれば、病気の初期の段階でも普段との違いに気付いてあげられる可能性はある。
  • 普段の状態を良く把握して、毎日気にかけてあげる事がとても大事。

でした!

鳥は繊細な生き物です。

自分の子の好きな食べ物、性格、体重、生活サイクル、普段の行動などを把握してあげる事で、少しの体調の変化にも気付いてあげられると思うので、毎日スキンシップやコミュニケーションをとって気にかけてあげましょう。

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