とても長かった検診期間…!
娘は8才の時に川崎病にかかりました。
病気の名前は聞いたことがあるけど、どのような病気なのか具体的には良く分からず、40℃以上の熱があるのに5日間家で苦しそうにしている娘を看病したり病院に連れていく日々はとても長く辛く感じました。
やっとの思いで入院できたら安心したのか、今度は私が体調を壊してしまい、一時的に外出許可がおりて娘が家に帰れたと思ったら、愛鳥が虹の空に旅立ってしまったりと、色んな事が重なり正直とても辛かったですが、すべての辛いことは私の力ではどうすることも出来ず、現実を受け止めて必死に前を向いて歩いていく…それしか方法はありませんでした。
妹もいるんだ…
川崎病にかかった娘には妹も居たので、親が悲観的な姿を見せる事は基本的には出来ないですし、なるべく平穏を保っていました。
それでも親も人間なので、悲しいときは泣くし、悲しいことがあったらしっかり理解できるように子供に説明をしたりしていました。
妹は妹で、回りの状況を見て頑張ってくれていたのだと思います!
毎日幼稚園に行って元気に帰ってきてくれているのが私の救いでした!
心の支えになってくれて素敵な笑顔で私を支えてくれました!
人生最後の検診!!
長かった…本当に長かった検診…とうとう最後の日です!
最後の検診は、運動検査、心臓検査の二種類でした!
まずは運動検査です!
三段くらいの階段を上ったり下りたりをリズム良くやり、その間の心拍をはかり異常がないか調べる検査のようです。
検査は時間もかからずにすぐに終わり、検査結果も異常無しでした!
そしてすぐに心臓の検査です!
この検査は毎回必ずする検査でエコーで色々な角度から心臓の動きをチェックして写真を撮る検査です。
この検査も全く異常無しでした!
とうとう終了です!
先生に、すべて異常無しです!最後の検診も無事に終わりますね!
そう声をかけて頂き本当に終わるんだと少し不思議な気持ちになりましたがやはり嬉しかったです。
あんなに大変だったのに、気付いたらもうあれから5年が経っていました。
遅いような早いような…家で苦しんでいる娘を看病しているとき、入院しているとき、退院したばかりの時はとても遅く感じたのですが、回復してきてからはとても早く感じてあっという間に5年が経った感じです!
なぜうちの娘が川崎病になったのか??
なぜこのタイミングで愛鳥が虹の空に旅立ってしまったのか??
なぜ??と思うことが多くありましたが、今は家族で高い壁を協力して(時には喧嘩もして…)乗り越えた…大変だったけど人として成長できる出来事だったと今は思っています!
さいごに
この世の中には本当に珍しい色々な病気や災難がありますね…
何で私が??と思うこともいっぱいあると思いますが、全ては自分を成長させるためのお勉強なのかなぁ…なんて私は勝手に解釈しています…
全ての方がしあわせであるように願っています。