無事に久しぶりの学校に行く事が出来たぴみさん。
この日は久しぶりの学校であり、久しぶりの運動量であり、先生やクラスメイトに会うのも久しぶり、そして給食も久しぶり。
色んな事が久しぶりすぎて、病み上がりのぴみさんは体調が悪くなってしまうかもしれない、もしかしたら学校から電話がかかってくるかもしれないとそわそわして過ごしていましたが、その日は学校から電話はかかってきませんでした。
そしてそのまま下校時間になり、
「ただいまー!」
元気な声でぴみさんが帰ってきました!!!
「久しぶりの学校はどうだった?」
「先生が、ぴみさんが今日から学校に来れることになりました!って言ったら、クラスの子達も喜んでくれたよ!」
と言って元気な笑顔を見せてくれました!
「そうなんだ!良かったね!」
やっと毎日学校に行く生活に戻れそう…本当に良かった💧
通院生活は当分続きますが、入院生活は終わり、日常生活に無事に戻れたようです。
ただ、1つずっと気になっていることがありました。
それは、ぴみさんの目がまだ結構赤い事です。
川崎病を発症していた時のような、ウサギのような目の赤さはなくなりましたが、まだ結構赤いんです…
病院の先生にこの事を聞いたら、そういう事は結構あることで、血液検査には何も異常は無いし、心臓も何も問題は無いから、そのうち治りますから大丈夫ですよと言われました。
そして数日後、学校に復帰したばかりの頃は、念のため体育の授業は見学にしていましたが、この日はぴみさんと話し合って、久しぶりに体育の授業に参加する事にしました。
この日の授業の内容では、かえる跳びやうさぎ跳びという連続で飛ぶやつを結構したみたいで、家に帰ってきたぴみさんの目は、いつも以上に赤くなっていました…
久しぶりの運動だったけどしない方が良かったかな…?
とても心配しましたが、ぴみさんの体調は良いし、先生にも問題はないと言われたし、何もできることは無いので、目薬をして見守ることにしました。
そして、退院をしても相変わらず飲み続けていた免疫を無くす薬と血液をサラサラにする薬。
結構強い薬で副作用が相変わらず心配だったので、マスクは毎日付けて学校に行っていました。
学校に復活することが出来た日からは1度も休まずに学校に行く事が出来て、徐々に学校の生活にも慣れていき、気付いた時には、入院前のような日常の生活に戻っていました。