インコのヒーターによる低温火傷!気を付けることは?
インコが低温火傷になってしまう理由は、ヒーターが多いように思います。
インコにとってヒーターは、命を繋いでくれる欠かせない大切な物です。
ですが、使い方を誤ってしまうと低温火傷になってしまい、足の裏が白くなったり、赤く腫れたり、痛みが出たりします。
傷口から感染して、感染症になってしまうこともあるので、早めに病院に連れて行くのが良いと思います。
ヒーターは、とても便利で大事な物ですが、使い方を誤らないように、気を付けないといけないですね。
パネルヒーター、フィルムヒーター
パネルヒーターや、フィルムヒーターで低温火傷をすることは、インコを飼っている方だと1度は経験があるかもしれません。
パネルヒーターやフィルムヒーターの上は、ポカポカしていてとても温かく、インコはずっとここに居たいと思うかもしれません。
ですが、1日の中でパネルヒーターや、フィルムヒーターの上にいることが多い場合は、低温火傷になる可能性があります。
パネルヒーターや、フィルムヒーターで低温火傷をする場所は、足の裏と、足を曲げる関節の部分が多いと思います。
この部分が、白くなっていたり、赤く腫れていたり、痛がっているときは、低温火傷の可能性が高いので、気づいた時点で、パネルヒーターやフィルムヒーターを使うのはやめた方が良いです。
代わりに、電球型ヒーターをケージに設置するのが良いです。
ですが、電球型ヒーターも使い方を誤ると、低温火傷をしてしまうんです。
なので、低温火傷をしないように、工夫をして設置することが大事になってきます。
電球型ヒーター
電球型ヒーターはケージに掛けるタイプなので、インコが寒いと思ったらヒーターの近くに行って、暑いと思ったら離れる感じで使います。
この方法で使っている分には低温火傷は無いと思います。
ですが、ケージの中に電球型ヒーターを設置すると、電球型ヒーターの上にインコが乗ってしまう事があります。
電球型ヒーターの上の部分は触ると結構熱く、ずっと触っていることは出来ない位です。
その場所にインコが少しの間でも乗ってしまうことで、低温火傷をしてしまいます。
電球型ヒーターで低温火傷をしないように工夫するには?
電球型ヒーターは、本来直接乗って触れた部分の体を温める物ではなく、電球型ヒーターの回りの空気を温めて、その空気を吸ったり、空気に触れたりすることで体を温めるヒーターです。
直接触れたり乗ったりはしないで、温かい空気に触れたり、吸ったりする使い方を守ることで、低温火傷になる可能性は、かなり低くなると思います。
なので、直接触ったり、乗ったりしないように工夫する事が大事ですね。
直接乗ったり、触ったりしないようにするには、
- 電球型ヒーターの上の部分に乗れるスペースを作らないように、ケージの上の天井に近い所に、電球型ヒーターを設置する。
- 電球型ヒーターの上に直接乗らないように、上の部分に止まり木などを付ける。
- 電球型ヒーターにインコが直接触れないように、燃えない安全な素材のもので電球型ヒーターを囲ってしまう。
- 電球型ヒーターをケージの中に設置しないで、ケージの外側に設置する。
などです。
最後に
インコの事を思って温めていたことで低温火傷にしてしまうという事は、飼い主さんにとっても悲しいことですし、とても心配な事だと思います。
大事な事は、インコの異変に気づいた時点で早めに対処することです。
病院に連れて行ってあげたり、ヒーターの置き場所を工夫してあげて下さいね。