ミヤマオウム(ケアオウム) 種類 寿命 特徴 飼い方は?
大型インコ
インコ科
オウム目フクロウオウム科ミヤマオウム属
和名 深山鸚鵡
英名 Kea(ケア)、 キア
原産地 ニュージーランド南島
全長 約50㎝
体重 約700~1000g
野性下のミヤマオウムはニュージーランドの山岳地帯に生息していると言われています!
ミヤマ(深山)という名付けから、山の奥深くに生息しているのではないか?と想像してしまいますね!
別名ケアオウムとも言われており、ケアオウムの特徴的な鳴き声である「きーあー」からケアという名前が来ているそうです!
人懐っこくとても頭が良いのが特徴的!
ケアオウムはとても人懐っこい性格をしているので、人間に対して可愛らしい表情やしぐさを見せてくれることが多い種類なのではないでしょうか!
そしてなんといっても特徴的なのがとても頭が良く賢い種類の鳥さんなんです!
色々な困難や難しいことがあっても、良く閃き頭の回転や発想力が良いので、くちばしや両足、体を器用に使いこなし、色々な難題をクリアにしていく力を持っています!
この部分はとても頭の良いカラスと似ているのかなと私は思いました!
鳥類はどの種類も頭の大きさが体に比べて全体的に小さめですが、本当に頭が良い種類の鳥さんが多いんですよね!
人間の細かいところの感情まで良く分かっているなと、私が迎えた鳥さん達(ケアオウムではないですが!)と接していても、日々つくづく思ってしまいます!
ケアオウムさんもきっとコミュニケーション力が高いのではないでしょうか!
ケアオウムさんがいる動物園があるようなのですが、こんなに珍しくて貴重で可愛らしいケアオウムさんと飼育員さんが、コミュニケーションを取れたり、同じ空間にいれるだけでも、まるで夢のような環境だなと思ってしまいました!
幼鳥と成鳥でアイリング、鼻、くちばしの色が違う!
ケアオウムは、背中全体の辺りがオリーブグリーン色をしており、そこにグレーや茶色がグラデーションのように綺麗に色付いており、翼の下の部分は赤色をしているようです!
そして、幼鳥(3歳位まで)はアイリング、鼻、くちばしがはっきりとした綺麗な黄色をしており、鳥類に良くある芸術的なとても綺麗な色合いをしているんですね!
アイリング、鼻、くちばしは成鳥になるにしたがって、体全体と同じような灰色に変わっていきます!
雑食のケアオウム!
ケアオウムは、木の実、蜜、花、葉、果物などの草食はもちろん食べますが、昆虫類、動物の肉、鳥の雛などの肉類も食べる雑食の種類なんです!
色々な食べづらい種類の食べ物も、お得意の頭の良さを使って器用に食べているのが想像できますね!
やはり、そのような部分はとても賢いカラスと似ているような気がします!
カラスも人間が育てると、とても人に懐くと聞いたことがあります!
とても賢くて人懐っこい姿は、いつでも鳥好きな私達を癒してくれます!
さいごに
私はずっとケアオウムと呼んでいたので、ミヤマオウムという別名があったことは今回初めて知りました!
とてもとても貴重な種類ですが、飼っている動物の肉を食べるなどの理由で射殺が繰り返され、今では絶滅危惧種に指定されています。
とても難しい問題ですが、お互いに生きていくために自然界では残酷なことが起きるのはある意味当たり前の世界です。
どちらが悪いということは無いのだと思います。
貴重なケアオウムがいる動物園もあるようですので、一生のうちいつか必ず会いに行きたいですね!