オオバタン(トキサカオウム) 種類 特徴 性格 寿命 育て方 | インコやオウムの色々な事 + 川崎病 子供 blog

オオバタン(トキサカオウム)

オオバタン(トキサカオウム) 特徴 性格 飼い方は?

大型オウム

オウム科

オウム目オウム科オウム属

和名 大芭旦

原産地 インドネシア

全長 約40~50㎝

体重 約700~900g

平均寿命 約40~60年

オオバタンは、インドネシアのアンボン島、セラム島で少数の群れを作って生活をしています。

野生下での食事は、種子、果物、昆虫などを食べています。

サーモンピンクの羽色

オオバタンの羽の色は、パッと見ると真っ白に見えますが、良く見ると薄いサーモンピンク色をしている所もあり、羽の裏側は黄色をしています。

冠羽の羽色は赤で興奮すると反り立ちます。

そして尾羽は短めです。

オスとメスの違いは虹彩の色で分かるので、比較的判断がしやすいです。

オスは黒、メスは暗褐色をしています。

絶滅危惧種に指定されている

オオバタンは、ペット用としての乱獲、ココナッツを食べるなどの害鳥としての駆除、生息地の破壊により、数が減少してしまいました。

1989年に絶滅危惧種に指定されていて、ワシントン条約で保護されています。

人懐っこく甘えん坊

オオバタンは、とても人懐っこくて甘えん坊な性格をしています。

人間とコミュニケーションやスキンシップをとることも大好きなので、いっぱい遊びたい、かまってあげたい、スキンシップやコミュニケーションをしっかりとりたいと思っている人に向いている種類ですね!

とても賢くて頭が良い

オオバタンは、とても賢くて頭が良いです!

そして、スキンシップやコミュニケーションが大好きで甘えん坊な性格をしています。

なので、飼い主さんが忙しい生活をしていてあまりかまってもらえなかったり、ケージから出してもらえない日があると、とてもストレスを感じてしまいます。

ストレスを感じると、毛引き症という自分の羽を抜いてしまう病気になりやすいです。

毛引き症を放置していると、癖になりやすく治すのに時間がかかる場合があります。

また、毛引き症が悪化すると、自咬症(じこうしょう)という自分の皮膚を傷つけてしまう病気にもなりやすくなります。

オオバタンは、寿命が約40~60年ととても長いです!

長い期間、毎日しっかり遊んであげられるか、鳴き声の問題は対策を考えているか、オウムを診てくれる病院が家から通える範囲にあるかなど、良く考えてから迎えるようにしましょう。

日光浴、水浴びをさせてあげよう

インコやオウムは、日光浴をすることでビタミンD3を生成できます。

ビタミンD3を生成できないと、骨や骨格に異常が出やすいです。

定期的に日光浴をさせてあげましょう。

そして、オオバタンなどの白色オウムは脂粉(しふん)が多いですね!

脂粉が多い事は健康な証ですが、羽のケアや体の管理の為にも水浴びを定期的にさせてあげましょう。

鳴き声の大きさ

オオバタンの鳴き声はとても大きいです!

白色オウムにある雄叫びや絶叫をします。

一軒家でも防音対策は必須です!

防音壁、防音アクリルケース、防音カーテン、二重扉など、全ての防音対策を使っても良いと思います。

ケージの大きさ

オオバタンが両方の羽を広げた時に、ぶつからない広さのケージが理想的です。

大型オウムは、より大きいケージの方が良い環境になります。

余裕のある広さのケージを準備してあげましょう。

くちばしの力も強いので、頑丈なケージが良いです。

ケージの中にはおもちゃを入れてあげて下さい。

放鳥の時間には、オウムスタンドやバードジムがあると良いです!

オオバタンの食事

オオバタンは大型オウムになるので、大型オウムに合ったシードや、ペレットが主食になります。

シードの場合は、ひまわりの種、麻の実、トウモロコシ、そばの実、サフラワー、落花生などをあげます。

ペレットの場合は、オオバタンに合った物を選んで下さい。

副食は、青菜、緑黄色野菜など色々な種類の野菜、ミックスベジタブル、バナナ、みかん、りんごなどのフルーツ、ボレー粉、カトルボーン、塩土などを毎日あげましょう。

おやつは、くるみ、ピスタチオなどのナッツ類が良いですね。

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