2週間の入院生活を経て無事に退院する事が出来たぴみさん。
だけど退院出来たからといって、川崎病がすっかり治って全てが終わったということでは無く、処方された薬を毎日飲む事、薬の副作用に気を付けること、そして通院生活はこれからまだまだ続くのでした。
病院の先生からは、
「この後の学校の事や普段の生活面の事では、ぴみさんの場合は特に制限はないので、お母さんや家族と本人で話し合って決めてください」
と言われました。
先生からの指示ではなくて自分達で決めてくださいと言われると、自分達で決めていいの??と正直複雑な気持ちになりましたが、ぴみさんと良く話し合って決めていくことにしました。
特に生活面や運動面で制限は無いとの事なのですが、さすがに退院してすぐに行動を起こすのは無理があると思いました。
ずっと病室のベッドの上での生活だったので体力も無くなっているし、家や学校の生活リズムも忘れてしまっていると思うので、まずは家での生活を思い出してもらい慣れてもらってから、学校に行く方が段階的に良いと思いました。
なので、まずは1週間自宅で静養をして、普段の生活に慣れてから学校に行くことに決めました。
そして、処方された自分の免疫を無くす薬と、血液をサラサラにする薬を毎日飲みました。
免疫を無くす薬は入院した日からずっと処方されている薬なのですが、入院当初は点滴だったのかもしれません。
途中から飲み薬に変わったのかは記憶が曖昧で良く覚えていないのですが、退院してからは初めの頃より大分量が減ったように思います。
もうそろそろこの薬も卒業できるかな…
血液をサラサラにする薬も入院した日から毎日飲んでいる薬です。
この薬も退院してからは大分量が減ったように思います。
そして、自分の免疫を無くす薬はその名の通り自分の免疫が無くなってしまうので、感染症に気を付ける必要があります。
血液をサラサラにする薬は、怪我をしたりして血が出たときに止まりにくくなるので、普段の生活で気を付ける必要があります。
なので、退院してからの1週間は、1回くらいは近くのスーパーに出歩いたとは思いますが、やはり薬の副作用が気になってしまって、ほとんど出歩かないで家で過ごしたと思います。
そして学校の先生には、無事に退院できた事と1週間は家で静養を取ること、来週の月曜日からは学校に行ける予定であることを電話で話しました。
ぴみさんもとうとう月曜日から学校なんだぁと実感をしながら過ごしていたのですが、日曜日の夕方辺りから、体調が悪い!頭がとっても痛い!!と訴えてきたのでした…