インコやオウムの肥満が気になる場合は?!
インコやオウムが肥満になってしまう原因は色々あると思います。
食生活、運動不足、ホルモンの病気の症状、不規則な生活、季節感の無い生活などです。
また、太っているように見えていたけど、実際は腹水がたまっていたなど、肥満ではなくて違う病気の症状が出ている場合もあります。
肥満の状態を放っておくと色々な病気の原因になりやすいので、気付いた時点で早めに対処をしてあげましょう。
そして、早寝早起きなど規則正しい生活と、適度に季節感のある生活を心がけてあげましょう。
肥満の症状は?
お腹、腰、胸の辺りが脂肪が付きやすい場所と言われています。
その部分の羽毛をめくってみると、肥満の場合は黄色い色をした脂肪が皮膚の下に見える事があるので確認をしてみましょう。
また、体が重いので動いたり飛んだりすることを進んでやらなくなり、じっとしている事が多くなる場合があります。
体が重く、自分の体を支えることが負担になるので、脚の裏に炎症ができる場合もあります。
肥満の症状が進んでくると、呼吸が早くなったり、糖尿病などの生活習慣病になる可能性もあります。
食生活を見直す!
肥満の原因が食生活であることが多いので、まずは食生活を見直すようにしましょう!
人間の食べ物を与えている場合には、今すぐ与えるのを止めるようにしましょう。
人間の食べ物は、インコやオウムにとっては、高脂肪、高カロリーになるので病気の原因になりますし、人間の食べ物を食べて良い事は何もないと思っていた方が良いと思います。
そして、殻付きのシードかペレットを主食として、青菜、緑黄色野菜を毎日あげましょう。
ボレー粉、カトルボーンも毎日あげて、バランスの良い食事に気を付けるようにします。
肥満の場合は、ひまわりの種、麻の実、サフラワーなどのカロリーが高めのエサは、肥満の症状が改善されるまでは与えない方が良いと思います。
運動をさせよう!
なるべく体を動かしてもらえるように、色々と工夫をしてみましょう。
ケージの大きさを今より大きくして、止まり木の本数を増やしてみたり、運動系のおもちゃを入れてみるのも良いと思います。
放鳥の時間にも沢山体を動かせるように、バードジムを置いてみたりして工夫をしてみましょう。
定期的に体重を量る!
1g単位で量れるキッチンスケールを使って、定期的に体重を量るようにしましょう。
体重を量る事は、健康チェックのためにも必ず必要な事です!
鳥さんの健康状態を知る上で、とても大事な情報になるので、自分のインコやオウムの種類の平均体重や、自分の子のいつもの体重を知っておきましょう。
症状が気になる場合は?
もし、肥満の症状が気になる場合は病院で診てもらうと良いと思います。
肥満は、放っておくと色々な病気の原因になりますし、肥満だと思っていたら違う症状だったということもあります。
健康診断をしてもらうのでも良いですね。
気になる場合は早めに鳥が診れる病院に連れていきましょう。
まとめ
肥満が気になる場合は、
- 肥満の症状が無いかチェックする。
- 食生活を見直す。
- 体を動かして運動をしてもらえるように色々な工夫をする。
- 定期的に体重を量る。
- 症状が気になる場合は病院で診てもらう。
でした!
普段から肥満にならないように色々な事に気を付けてあげて規則正しい生活をさせてあげましょう。