卵詰まりの原因と病気を予防する方法は? | インコやオウムの色々な事 + 川崎病 子供 blog

卵詰まりの原因と病気を予防する方法は?

卵詰まりの原因と病気を予防する方法は?

卵詰まりは、別名卵秘(らんぴ)と言います。

この病気は、卵がお腹にあるのに、様々な理由で卵が詰まってしまい、産卵ができない状態の事です。

この病気は致死率が高く、とても怖い病気です。

では、どのような事が原因で卵詰まりになってしまうのでしょうか?

そして、卵詰まりにならないために気を付ける事はあるのでしょうか?

卵秘(らんぴ) 卵詰まりの原因は?

卵詰まりになってしまう原因は色々あります。

  • カルシウム不足。

  • 日光浴不足。

  • 寒い、飼育環境の温度が低い。

  • 産卵を繰り返している。(産卵過多)

  • 肥満。

  • 若すぎる鳥。

  • 高齢の鳥。

  • 体格が小さい鳥。

などです。

卵秘(らんぴ) 卵詰まりを予防する方法は?

卵詰まりを予防する方法は、卵詰まりになってしまう原因を探して、生活や環境を変えていくことです。

カルシウム不足なら、ボレー粉、カトルボーンを毎日あげるようにしましょう。

そして、ちゃんと食べているか確認するようにしてください。

ボレー粉やカトルボーンをあげても食べていない場合は、すり鉢などで細かくしてエサにまぶしたり、シードからペレットに変えたりして、カルシウムを食べられるように工夫をしてください。

日光浴不足は、ビタミンD3を体に合成することができないので、骨や骨格、卵に異常が出やすいです。

なので、定期的に日光浴をさせてあげましょう。

この時、直射日光は熱中症の危険があるので避けるようにしましょう。

何か理由があって日光浴ができない場合は、日光浴をした時と同じ効果があるサンライトを使ったり、ビタミンD3の入った鳥用のサプリメントをあげるようにしましょう。

飼育環境の温度は、大体25℃前後あるのが理想的で、最低でも20℃はあってほしいと思います。

保温器具や温度計で温度管理をして、15℃以下にはならないようにしましょう。

産卵を繰り返している場合には、無意味な産卵をさせないために、産卵を繰り返している原因を探しましょう。

産卵過多になると、体力の消耗が激しく他の病気にもなりやすくなり、カルシウム不足にもなってしまいます。

発情の原因になるようなおもちゃや巣箱、巣箱の代わりになっている入れ物などはケージの中に入れないようにしましょう。

巣箱はずっとケージに入れる事はしないで、繁殖をするときだけ入れるようにしましょう。

巣の材料になる紙や新聞紙はあげないようにしましょう。

人がインコの背中を撫でる事で、交尾を連想させ刺激を与えてしまう事があるので、背中を撫でる事は控えるようにしましょう。

カロリーの高い発情飼料は発情を促進してしまうので、カナリーシード、ひまわりの種、麻の実、あわ玉などのカロリーの高いエサは、発情過多の鳥には与えないようにしましょう。

肥満が原因の場合は、カロリーの高いエサは控えるようにして、青菜、緑黄色野菜、ボレー粉を毎日あげて、ビタミン、ミネラル、カルシウムなどの栄養をバランス良く与えましょう。

シードからペレットに切り替えるのも良いと思います。

放鳥の時間にバードジムなどを置いたりして、適度に運動ができるように工夫をしてみましょう。

若すぎたり高齢の鳥には産卵をさせないようにしましょう。

まとめ

卵秘(らんぴ) 卵詰まりの原因は、

  • カルシウム不足、日光浴不足など様々な原因がある。

病気を予防するには、

  • 卵詰まりになってしまう原因を見つけて、生活や環境を変えていく必要がある。

でした!

まずは原因を見つけて、しっかり改善をしていきましょう。