インコやオウムの健康診断はどんな事をするの?
インコやオウムに、定期的に健康診断をさせてあげる事は、健康を管理する上でとても大事な事だと言われていますね。
大体、半年や1年に1回位のペースで、プロの方にインコやオウムの健康状態をチェックしてもらうのは良い事ですし、育て方の事で相談したい事や悩み事がある場合には、健康診断をした時に直接色々と聞けるので、その面でもとても良い事だと思います。
では、健康診断の内容はどういう事をするのでしょうか?
健康診断の内容
問診
年齢、性別、普段あげているエサの種類、日常の過ごし方、ケージの大きさ、同居人の有無、病歴など。
体重測定
体の状態をチェックするための基本。
糞の状態のチェック
健康的な糞をしているか。糞の数が少なくないか、水分過多、下痢、糞の色に異常はないか、血便など。
身体検査
羽の状態、頭部、目、耳、くちばし、ろう膜(鼻)、鼻腔、口の中、胸部、腹部、肛門回り、筋肉、骨格、脚の状態など。
そのうの検査
健康診断やそのうの病気が疑われる時に検査をします。
そのうを検査する時に使う細長い検査器具を、そのうの中まで挿入します。
検査器具をそのうの中に挿入する時に、鳥にとって検査の負担が少なくて済み、無理なく挿入するには高い技術が必要です。
そのうの検査ができる病院は、鳥を診る事ができる病院です。
鳥を診てくれる病院を探している時は、「そのうの検査もしていますか?」と聞いてみましょう。
顕微鏡検査
糞やそのうの液に細菌やカビがいないか顕微鏡で検査をします。
レントゲン
骨や内臓の状態、腫瘍、異物が無いかなどの判断をします。
他にも、オウム病の検査、PBFD、BFDの検査などがあります。
色々な検査がありますが、いきなり全ての検査をするのではなく、その子の状態を見て、必要に応じて検査をしていきます。
基本的な健康診断の内容は、問診、体重測定、糞のチェック、身体検査、そのうの検査、顕微鏡検査です。
信頼できる病院を探そう!!
インコやオウムを飼う上で難しい事の1つに、インコやオウムが診れる病院が少ないということがあります。
そして、インコやオウムが診れる病院が家から通える範囲にあったとしても、信頼できる、やり方に納得できる、安心して預けられる病院かということです。
信頼できる、安心できる、納得できるというのは、鳥への接し方、知識、技術、料金などに対してという事です。
ただでさえ、鳥を診れる病院の数が少ない状況の中で、信頼できる病院を探すのはとても大変かもしれません。
だからといって、不安感を持ちながら病院に愛鳥を連れていくことはできませんよね?
やはり、大切な愛鳥は信頼できる病院で診てもらいたいですよね!
大変だとは思いますが、愛鳥のためにも諦めないで、信頼できる病院を探してほしいと思います。
まとめ
インコやオウムの健康診断の内容は、
- 問診
- 体重測定
- 糞のチェック
- 身体検査
- そのうの検査
- 顕微鏡検査
必要に応じて、
- レントゲン
- オウム病の検査
- PBFD、BFDの検査など
でした!
愛鳥が長い間お世話になる病院なので、信頼できる病院を見つけておきたいですね!