インコの事故!防ぐことはできる? | インコやオウムの色々な事 + 川崎病 子供 blog

インコの事故!防ぐことはできる?

インコの事故!防ぐことはできる?

インコを家に迎えると、初めのうちは環境の変化で緊張していたけど、少し経つと環境にも慣れてくれて、飼い主さんにもなついてくれて、毎日可愛らしい姿を見せてくれるようになります!

放鳥の時間になると飼い主さんの所に来てくれて、コミュニケーションやスキンシップもとってくれるようになります。

このように、インコを家に迎えたら幸せな時間を過ごせるようになると思います。

ですが、インコの飼育に慣れていなかったり、ちょっとした油断で、幸せな時間が突然悲しい事故になってしまうことがあります。

インコの死亡原因は色々ありますが、事故が原因ということも実際に多いのではないでしょうか。

特に、セキセイインコやコザクラインコなどの小型インコは、体が小さいので事故に合いやすいのかもしれません。

ケージの中でも事故は起こりますが、事故が多いのはやはり放鳥の時間だと思います。

実際にどのような事故が起こりやすいのか、また、事故が起きないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?

事故例と対策

  • ドアに挟む、踏んでしまう、溺れる(トイレ、水槽など)

放鳥中はとにかく目を離さないようにする事です。

どこにインコがいるのかを常に把握しておく必要がありますし、他の家族にもインコの居場所をその都度伝えるようにしましょう。

  • 火傷、低温火傷

当たり前ですが料理中は危険なので放鳥はしないようにしましょう。

電球形ヒーターの上に乗ってしまうようなら乗らないように対策をとりましょう。

  • 危険なおもちゃ

危険なおもちゃとは、首や足が引っ掛かかりやすい形だったり、爪がひもに引っ掛かかりやすい物です。

また、ひもの糸を誤飲することもあります。

なので、新しいおもちゃを与えたときは数日しっかり様子を見てください。

事故になりそうな素材や形のものは避けて、シンプルな作りの物を選ぶと良いと思います。

亜鉛中毒(鈴など)にも気を付けるようにして、おもちゃが錆びたら取り替えるようにしましょう。

手作りのおもちゃを作る時は、ひもをわっかにしないようにして(首吊りの危険)、首や足が引っ掛かったり抜けなくなるような隙間をつくらないように注意して作りましょう。

  • 外敵

猫、カラス、蛇など、外敵に狙われない環境を作るように日頃から気を付けましょう。

特に日光浴でベランダや庭にケージを出している時には注意が必要です。

  • 誤飲

人間用の味付けされた食べ物、毒になるもの(チョコレート、アボカド、観葉植物など)、布、糸、薬、洗剤などは放鳥前に隠しておきましょう。

  • 文房具類

ガムテープなどは体についてしまうと危険です。

当たり前ですがハサミ、カッターなど鋭利な物も放鳥前に隠して下さい。

消しゴムのかすや鉛筆の芯などの誤飲にも気を付けましょう。

  • 窓、網戸の閉め忘れ

閉めないといけないと分かっていても、毎日の事となると油断しがちです。

放鳥前は毎回必ず閉まっている事を確認して、他の家族にも放鳥する事を必ず伝えるようにしましょう。

  • 化学物質、有毒ガス

インコへのタバコの副流煙は避けてください。病気の原因や命の危機になってしまいます。

殺虫剤、ヘアスプレー、除光液、マニキュア、シンナー、ペンキなどを使うときは、窓を開けて換気をしたり、匂いが来ない部屋にインコを避難させるようにしましょう。

オーブン、オーブンレンジ、フッ素樹脂加工のフライパンは、インコにとって有毒なガスを発生させる事があるので、部屋の窓を開けて換気をするようにして、使っている間はインコの様子を見るようにしたり、焦がさないように気を付けましょう。

アロマ、線香など、部屋に匂いが充満するものも呼吸器系が敏感なインコには使わない方が賢明です。

まとめ

インコとの幸せな時間が一転、事故によってとてつもなく悲しい時間になってしまう事があります。

自分のせいでインコが苦しい思いをして、自分の目の前で亡くなってしまう事は本当に悲しくて辛い事ですし、一生忘れることはできないです。

お互いに辛い思いをしない為にも、普段から事故にならないように気を付けていきましょう。