ウグイスはどんな野鳥なの?特徴 鳴き声など | インコやオウムの色々な事 + 川崎病 子供 blog

ウグイスはどんな野鳥なの?特徴 鳴き声など

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分類 スズメ目ウグイス科ウグイス属

和名 鶯

英名 Japanese Bush Warbler、Japanese nightingale

全長 約14~16cm

分布地区

ウグイスは日本では留鳥(りゅうちょう)と言われていて、季節によってどこからか渡ってきたり、季節が変わると別の地域に渡っていくという事が基本的には無く、同じ場所に住み着く種類になります。

ですが、北海道等の寒い地域では夏鳥(なつどり)と言われていて、冬の寒い時期は暖かい地域に移動して、暖かくなると戻ってくる種類と言われています。

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鳴き声

普段の鳴き声である地鳴きは、「チャッチャッチャ」と鳴く感じです。

そしてさえずりの鳴き声は「ホーホケキョ」「ケキョケキョ」と鳴きます。

日本では昔から子供から大人まで馴染みのある有名な鳴き声ですね!

メジロと似ている!?

ウグイスという名前から、和菓子やうぐいす豆の緑色のような鮮やかで明るめの緑色を想像することがあると思いますが、実際のウグイスの羽色は、パッと見ると茶色に見えるくらいの地味な色合いをしています。

そして良く見てみると茶色に近い暗めの緑色をしていて、これが本来のウグイス色と言われている色味のようです。

想像していたよりも地味な色味に感じるかもしれませんが、この茶色味が強い羽色をしているのがウグイスなんですね!

大きさは雀と同じ位の大きさで小さめです。

くちばしは虫の幼虫などを捕まえやすくするために細い形をしています。

脚は前の指が3本、後ろの指が1本で、歩き方はスズメと同じようにホッピングをしてピョンピョンと歩きます。

そしてウグイス科といえば、目の上にある白い線の模様が特徴的ですね!

ほとんどのウグイス科は、目の上に細くて長い線の模様があります!

メジロとは体の大きさも似ていますし、ウグイス色と言われて想像する色はメジロのような鮮やかで明るめの緑色なのではないでしょうか?

このようなこともあり、とても似ているので間違えやすいですが、メジロは目の回りに白いアイリングが目を囲うようにあります。

そしてウグイスは、目を囲うような模様ではなく、目の上に細長く白い線の模様があるのです!

このように目の模様が大きく違うので、パッと見ると同じように見えるかもしれませんが、良く目元を見てみるとメジロなのかウグイスなのか違いが分かる目安になると思います!

とても警戒心が強い!

ウグイスはとても警戒心が強い性格をしているので、人前に姿を見せてくれることはほとんど無いそうです。

ですが、春先になると「ホーホケキョ」という声がどこからか聞こえてきますよね!

ウグイスは体も小さめですし、木の影に隠れていたり、自然と色が同化して姿を確認するのは難しいかもしれませんが、美しい鳴き声をどこからから聞かせてくれて、春の訪れを教えてくれる存在は私たちを癒してくれるとても大切な存在ですね!

子供の頃は外で遊んでいるとどこからともなく「ホーホケキョ」と綺麗な声が聞こえてきたのは今でも思い出としてしっかり残っています!

ウグイスは何を食べるの?

ウグイスは昆虫、蜘蛛、幼虫などの虫を主に食べています。

そして、虫だけではなく木の実、種子、果実を食べることもあるようです。

さいごに

ウグイスと聞いて想像する姿は、緑色の羽色をした「ホーホケキョ」と綺麗な鳴き声を聞かせてくれる野鳥を思い出しますね。

日本では昔からとても親しまれている鳥です!

最近気になることは、私の住んでいるところでは「ホーホケキョ」という鳴き声を聞く機会がほとんど無くなってしまったことです。

昔はどこからともなく聞こえてきたのですが、今は昔のようには聞けなくなりましたね。

自然が少なくなってきた事が一番の理由だと思います。

とても悲しいことですが、自然が多い場所に出掛けた時には、また綺麗な鳴き声を聞いてみたいですね!

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