川崎病⑩ 手と足の皮がめくれた! | インコやオウムの色々な事+log

川崎病⑩ 手と足の皮がめくれた!

大分入院生活に慣れてきたぴみさん。

夜の9時には消灯時間で強制的に真っ暗になり、記憶が曖昧ですが朝は確か6時か7時に明るくなったと思います。

そして栄養満点の朝御飯!

とても規則正しい入院生活ですが、いつ終わるかも分からない(と感じているだけで、本当は2週間くらいで退院できる予定)退屈で辛い入院生活。

ぴみさんからは、

「いつになったら家に帰れるの??」

と良く聞かれるようになってしまいました。

「しっかりご飯を3食食べて、先生がもう健康になったから大丈夫だと思ってくれれば、退院できると思うよ!」

「何事もなければ2週間位で退院できるって先生が言っていたよ!」

「だからもう少し頑張ろう!まずは点滴が取れるようになると良いんじゃないかな?」

ぴみさんの腕には、入院したその日から外されること無く、いつでも点滴がついています。

そして、ふとした時に私がぴみさんの肩や腕をさわる事があったのですが、

「痛いから触らないで!」

と言われてしまいました。

「え?なんで?」

と聞くと、ずっと点滴をしているからか、点滴が刺さっている場所の近くではない腕や肩の辺りを触られても痛いと言っていました。

「ずっと点滴が刺さっているから痛いの?」

と聞くと、

「多分そうじゃない?」

とぴみさんは言っていましたが、どうして体が痛いのかはっきりとした事は分かりません。

大病をしたし、体調も良くないから、身体中が痛いのかなぁ…?

この頃は、毎日のようにぴみさんに会いに行くと、いつになったら家に帰れるの??と聞かれるばかりで、励ましたりなだめたりするのが大変でした。

そして、昼御飯の時間にいつも通り病院に行くと、ぴみさんの両方の手の指の皮がめくれている事に気づきました。

「ねぇ、さっき気づいたんだけどこれ見て!」

「え?皮剥けてるの?どうしたの?」

「分からない!気付いたらこうなってたの。」

「なんだろう?なんか熱いものでも触った?さっき出してもらった暖かいお茶で火傷でもしたの?」

「分からない…」

「指に付ける心拍数図るやつみたいなので火傷したとか?」

「それか、川崎病の症状に手の指の皮がめくれる症状があったから、それかなぁ?」

「もしかして、足の指の皮もめくれてる?」

ぴみさんが足を見せてくれました。

「やっぱり!足の指もめくれてるね!!」

入院して少し経った頃、ぴみさんの手と足の指の皮が見事に剥けてきました。

川崎病の他の症状はほぼ入院する前に出ていたので、手の皮が剥けた事は最初は川崎病の症状ではないのかと思っていました。

ですが、そのあと先生に会ったときに聞いてみたところ、やっぱり川崎病の症状という事でした。

入院する前に川崎病の他の症状が出ていたときは、私はぴみさんの手と足の腫れには全く気がつきませんでした。

なので入院して数日が経ち、見事に手と足の指の皮が剥け始めていたのを見て、ビックリしたのを覚えています。

そして、入院中は頻繁に行われる採血。

幻聴幻覚があったので念のためにMRIの検査も追加されてしまいました。

毎日ぴみさんが嫌いな検査と、朝昼晩しっかり出される薬を飲む日々で、朝昼晩3回出される薬は、看護婦さんの前か私の前で必ず飲まないといけなくて、飲み終わったらすぐに健康チェックシートにサインをしないといけなかったです。

また別の日、朝ご飯の時間にぴみさんのところに行き、病室のガラスの窓からふと外を見てみると、ぴみさんが通っている学校に向かっていく、通学班が見えました。

そうだ!そういえばこの道は通学路だったなぁ…

みんな今から学校に行くのかぁ。

そしてぴみさんの班も見えました。

何でぴみさんはあそこに居ないんだろう……

何でぴみさんは病院にいるんだろう……

元気に登校するお友達を見ていると、なんだか悲しい気持ちになってしまいました。

「早くあっちの世界に戻りたいね!」

学校が好きでも勉強が好きでもないぴみさんですが、やっぱり入院生活よりは学校の方が良いみたいです。

「1番早くて大体2週間位で退院できる目安だから、2週間で退院を目指していこうね!」

「2週間はそんなに長い期間じゃないから大丈夫だよ!1ヶ月学校を休んだくらいで学校に行けるようになるんじゃないかな?」

まだ3年生ということもあって、勉強もそこまで難しくないし、1ヶ月くらい授業に出られていなくてもすぐに取り戻すことができる年齢なので、その面では良かったと思っています。

同じ年の5月辺りには、ぴみさんはマイコプラズマで2週間学校を休んだこともあり、風邪や感染症でも1週間や2週間続けて休んでしまうこともたまにですがあります。

川崎病の入院期間は数日から長くても1ヶ月くらいでしょうか。

入院期間がそこまで長くないところは川崎病の唯一の救いなのだと思いました。